理容師の過去問
第42回
衛生管理技術 問2
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問題
第42回 理容師国家試験 衛生管理技術 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
理容師法施行規則で定める消毒の方法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 紫外線による消毒、熱による煮沸消毒及び蒸気消毒だけでなく、放射線や電子線などによる方法が規定されている。
b 紫外線消毒は血液の付着がない器具の消毒に使用し、1cm2あたり80マイクロワットの紫外線を10分間照射する。
c 煮沸消毒は被消毒物を沸騰後2分間以上煮沸する。
d 蒸気消毒は80℃を超える湿熱に被消毒物を10分間以上触れさせる。
a 紫外線による消毒、熱による煮沸消毒及び蒸気消毒だけでなく、放射線や電子線などによる方法が規定されている。
b 紫外線消毒は血液の付着がない器具の消毒に使用し、1cm2あたり80マイクロワットの紫外線を10分間照射する。
c 煮沸消毒は被消毒物を沸騰後2分間以上煮沸する。
d 蒸気消毒は80℃を超える湿熱に被消毒物を10分間以上触れさせる。
- a と b
- b と c
- c と d
- a と d
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この過去問の解説 (3件)
01
答えは3です。
【消毒の方法】は、2つに分けることができます。
・理学的消毒法
煮沸消毒、紫外線消毒、蒸気消毒
・科学的消毒法
エタノール、次亜塩素酸ナトリウム、グルコン酸ナトリウム、逆性石けん、両性界面活性剤
a、
消毒の方法に、放射線や電子線による消毒法は認められていません。
認められているのは、理学的消毒法では、煮沸消毒と紫外線消毒と蒸気消毒です。
よって、間違いです。
b、
【紫外線消毒法】
殺菌力の強い波長に属する253.7㎚内外の紫外線を使用して照射します。
1㎠あたり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射します。
よって、(1㎠あたり80マイクロワットの紫外線を10分間照射)→(1㎠あたり85マイクロワットの紫外線を20分間以上照射)の間違いです。
c、
【煮沸消毒法】
煮沸後、2分間以上煮沸します。
よって、正しいです。
d、
【蒸気消毒法】
80℃を超える温度の蒸気に10分間以上置きます。
よって、正しいです。
よって、正しいのはcとdなので、答えは3です。
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02
正解は3です。
a 理容に用いられる「理学的消毒法」は、蒸気消毒、煮沸消毒、紫外線消毒の3種類です。
b 紫外線消毒は血液の付着がない器具の消毒に使用し、1cm2あたり85マイクロワットの紫外線を20分間以上照射します。
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03
【消毒法】は
「理学的消毒法」と「化学的消毒法」に分類されます。
・理学的消毒法(薬品を使わない)
紫外線消毒、煮沸消毒、蒸気消毒 の三種類
・化学的消毒法(薬品を使う)
エタノール(アルコール)消毒、次亜塩素酸ナトリウム
逆性石鹸、両性界面活性剤、
グルコン酸クロルヘキシジン の五種類 です。
a .
消毒の方法に、放射線や電子線による方法は認められていません。
薬品を使わない消毒法は
紫外線消毒、煮沸消毒、蒸気消毒 の三種類です。
よって、誤りです。
b .
【紫外線消毒】は
あらゆる微生物に対して有効です。
ただし、物体の表面にだけ消毒でき
深部や陰の部分の消毒はできないので注意が必要です。
1㎠あたり85マイクロワットの紫外線を20分間照射します。
よって、(1㎠あたり80マイクロワットの紫外線を10分間照射)
→(1㎠あたり85マイクロワットの紫外線を20分間以上照射)
の誤りです。
c .
【煮沸消毒】は
沸騰後2分間以上煮沸することで効果が得られます。
よって、正しいです。
d .
【蒸気消毒】は
80℃を超える温度の蒸気に
被消毒物を10分間以上触れさせることで効果が得られます。
よって、正しいです。
cとdが正しいので 3が正解です。
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