理容師の過去問
第43回
文化論及び理容技術理論 問11
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問題
第43回 理容師国家試験 文化論及び理容技術理論 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
染毛剤のパッチテストに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 初回のパッチテストで異常が認められなければ、次回からは省略してよい。
- テスト液を塗布した部分は、絆創膏等で覆っておく。
- テスト液を塗布したら、必ず48時間放置する。
- 脱色剤及び脱染剤は、パッチテストは不要である。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は4です。
パッチテストは、たとえ以前異常が無かったとしても
ヘアカラー施術前には毎回必ず行わなければなりません。
1は誤った説明です。
テスト薬剤を塗布した後は絆創膏などで覆ってしまわず、
自然に乾燥させることが必要です。
2も誤った説明です。
テスト薬剤を塗布した後は、48時間以上放置したあと
皮膚の状態を確認し、異常が無ければカラーリングします。
3が誤った説明です。
酸化染料などを使用したいわゆる染毛剤については、
パッチテストが必要になっていますが、
脱色剤及び脱染剤についてはパッチテストが義務付けられてはいません。
4は正しい説明です。
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02
正解は4です。
1 .初回のパッチテストで異常が認められなければ、次回からは省略してよい。
→施術前には毎回、必ずパッチテストを行います。
2 .テスト液を塗布した部分は、絆創膏等で覆っておく。
→絆創膏で覆わず自然乾燥です。
3 .テスト液を塗布したら、必ず48時間放置する。
→”必ず”48時間以上ではありません。48時間以内であっても異常が表れた場合、直ちに中止します。
テスト液を塗布し48時間以上放置したあとに皮膚に異常がなければ、染毛剤を使います(カラーリングします)。
4 .脱色剤及び脱染剤は、パッチテストは不要です。
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03
この問題は、染毛剤のパッチテストに関する正しい方法についての知識を問うものです。それぞれの記述の正誤について解説します。
解説: 誤りです。パッチテストは毎回行う必要があります。染毛剤の成分や使用者の体調によって反応が変わる可能性があるため、一度問題がなかったとしても、次回も必ずパッチテストを行うことが推奨されます。
解説: 誤りです。パッチテストを行う際には、テスト液を塗布した部分は覆わずに空気に触れさせることが重要です。覆うと皮膚の反応が変わる可能性があり、正確な結果が得られなくなります。
解説: 誤りです。パッチテストは通常48時間放置することが推奨されていますが、必ずしもその時間を厳守しなければならないわけではなく、途中で異常があれば中止します。また、メーカーの指示が異なる場合もあります。
解説: 正しい記述です。脱色剤(ブリーチ)や脱染剤には一般的にパッチテストの必要がありません。これらの製品は染料ではなく、アレルギー反応を引き起こす可能性が比較的低いことが理由です。ただし、使用前に皮膚が過敏になっていないか確認することは重要です。
正しい記述は「脱色剤及び脱染剤は、パッチテストは不要である。」です。その他の選択肢はパッチテストに関する誤った理解や手順に基づいています。
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