理容師の過去問
第44回
公衆衛生・環境衛生 問1

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問題

第44回 理容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

喫煙に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 妊婦が喫煙した場合、低出生体重児、早産などの危険性が高くなる。
  • 「2016年全国たばこ喫煙者率調査」によると、わが国の20歳以上の男性の喫煙者率は年々上昇傾向にある。
  • 受動喫煙で小児ぜんそくの危険性が高くなる。
  • たばこの煙は発がん物質や発がん促進物質を含んでいる。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は2です。

妊婦の喫煙によるリスクは「流産」、「早産」、「低出生体重児」、

「先天奇形」、「子宮外妊娠」などが挙げられます。

1は正しい説明です。

2016年全国たばこ喫煙者率調査」によると、

20歳以上の男性の喫煙者率は年々減少傾向にあり、

その後の調査でも減り続けています。

2が誤った説明です。

たばこの先端から立ち上がる副流煙や、

喫煙者が吐き出す煙で起こる受動喫煙で、

ぜんそくが治りにくくなったり、

乳幼児突然死症候群(SIDS)が増えたり

といった健康被害が懸念されます。

3は正しい説明です。

タバコの煙には数千種類の化学物質が含まれ、

そのうちの数百種類は有害物質で、

数十種類の発がん物質・発がん促進物質

を含んでいます。

4も正しい説明です。

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02

正解は2です。

1 .妊婦が喫煙した場合、低出生体重児、早産などの危険性が高くなる。

→妊娠合併症などの危険性も高まります。

2 .「2016年全国たばこ喫煙者率調査」によると、わが国の20歳以上の男性の喫煙者率は年々上昇傾向にある。

→男性の喫煙者率は、年々低下傾向です。

3 .受動喫煙で小児ぜんそくの危険性が高くなる。

→肺がん、呼吸器系疾患、心疾患などの危険性も高まります。

4 .たばこの煙は発がん物質や発がん促進物質を含んでいる。

→4000種類の化学物質と60種類以上の発がん物質や発がん促進物質が含まれています。

参考になった数1