理容師の過去問
第44回
公衆衛生・環境衛生 問5

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第44回 理容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

浮遊粒子状物質に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 浮遊粒子状物質とは、大気中に浮遊する粒子状物質であって、その粒径が1ミリメートル以上のものをいう。
  • 大気中の浮遊粒子状物質に関する環境基準が定められている。
  • その量とともに、成分や大きさも健康に関係がある。
  • その成分は、粉じん、アスベスト、病原体などさまざまである。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

正解は1です。

浮遊粒子状物質(SPM)とは、中に浮遊する粒子状物質のうち

粒径が10μm(0.01mm以下のものをいいます。

1が誤った説明です。

浮遊粒子状物質(SPM)の大気中の濃度について、環境基本法に基づく

環境庁告示で1時間値(0.20mg/m3 以下)と日平均値(0.10mg/m3 以下)が

環境基準に定められています。

2は正しい説明です。

浮遊粒子状物質(SPM)の大部分は、粒径が大きく吸いこんでも鼻やのどの

粘膜に吸着されますが、粒径2.5μm(0.0025mm)以下のいわゆるPM2.5

肺にまで侵入しやすく発がん性を有する有害成分も多いと言われています。

3も正しい説明です。

浮遊粒子状物質(SPM)は黄砂などの土壌粒子やばいじん・粉じん

アスベスト病原体など多岐にわたります。

4も正しい説明です。

参考になった数0

02

正解は1です。

1 .浮遊粒子状物質とは、大気中に浮遊する粒子状物質であって、その粒径が1ミリメートル以上のものをいう。

→10ミクロン以下です。

2 .大気中の浮遊粒子状物質に関する環境基準が定められています。

3 .その量とともに、成分や大きさも健康に関係がある。

→直径0.1〜5㎛のものは肺胞にまで到達しやすく健康障害を起こしやすいです。

4 .その成分は、粉じん、アスベスト、病原体などさまざまです。

参考になった数0