理容師の過去問
第44回
文化論及び理容技術理論 問7

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問題

第44回 理容師国家試験 文化論及び理容技術理論 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

スタンダードヘアのカットの基本原則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • どのような技法であっても、毛髪を頭皮に対し直上線上に引き出してカットする。
  • 正面から見える側面のシルエットはぼかしよりラインに重点をおき、後頭部はぼかしに重点をおく。
  • 基礎刈りは頭部の高い部分からカットし、仕上げ刈りは低い方から仕上げる。
  • カッティングでのコームの運行は、毛流に対し直角に運行し、直角にカットする。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

スタンダードヘアのカット技法はいくつかありますが、その基本原則は「直上線剪髪」、つまり髪を頭皮に対して直上線上に引き出して切ることです。

1は正しい説明です。

スタンダードへアのカットにおいての「線とぼかし」は、後頭部は「ぼかし」に重点を置き、逆に側面のシルエットは「ライン」に重点を置くのが基本です。

2も正しい説明です。

ヘアスタイルの構成に必要な長さに切る「基礎刈り」は頭部の高い部分から切り始め、スタイルの仕上げに用いる「仕上げ刈り」は低い部分から始めます。

3も正しい説明です。

カットにおけるコームの運行は「斜行運行・斜行剪髪」。毛流に対して斜めに運行し斜めにカットするのが基本です。

4は間違った説明になります。

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02

スタンダードヘアのカットの基本原則に関する次の記述の正誤について説明します。

選択肢1. どのような技法であっても、毛髪を頭皮に対し直上線上に引き出してカットする。

正しい: スタンダードヘアのカット技法では、毛髪を頭皮に対して直上線上に引き出してカットすることが基本です。この方法により、均等にカットすることができます。

選択肢2. 正面から見える側面のシルエットはぼかしよりラインに重点をおき、後頭部はぼかしに重点をおく。

正しい: 側面のシルエットはラインが強調され、後頭部はぼかしを使って自然なシルエットを作るのが一般的です。この方法により、バランスの取れたスタイルが作れます。

選択肢3. 基礎刈りは頭部の高い部分からカットし、仕上げ刈りは低い方から仕上げる。

正しい: 基礎刈りは通常、高い部分からカットし、その後の仕上げ刈りで低い部分を整えるのが一般的です。これにより、均等でバランスの取れたスタイルを作成できます。

選択肢4. カッティングでのコームの運行は、毛流に対し直角に運行し、直角にカットする。

誤り: コームの運行は毛流に対して直角に進めるのではなく、毛流に沿って運行することが一般的です。毛流に対して直角にカットするのは、特定の技法での話であり、スタンダードなカットでは毛流に沿ったカットが基本です。

まとめ

カットの基本原則として、コームの運行が毛流に対して直角であるという記述は誤りです。コームの運行は通常、毛流に沿って行い、自然なスタイルを作ることが推奨されます。正しい知識を持つことで、より効果的なカットが可能になります。

参考になった数0

03

スタンダードヘアのカットの基本原則に関しても必ず全て答えられるように確認しておきましょう。

選択肢1. どのような技法であっても、毛髪を頭皮に対し直上線上に引き出してカットする。

この説明文は正しいため、こちらは誤りです。

どのような技法であっても、毛髪を頭皮に対し直上線上に引き出してカットします

これを「直上線剪髪」といいます。

選択肢2. 正面から見える側面のシルエットはぼかしよりラインに重点をおき、後頭部はぼかしに重点をおく。

この説明文は正しいため、こちらは誤りです。

正面から見える側面のシルエットはぼかしよりラインに重点をおき、後頭部はぼかしに重点をおきます

選択肢3. 基礎刈りは頭部の高い部分からカットし、仕上げ刈りは低い方から仕上げる。

この説明文は正しいため、こちらは誤りです。

基礎刈りは頭部の高い部分からカットし、仕上げ刈りは低い方から仕上げます

基礎刈りは必要な長さに切る際、仕上げ刈りは主に短髪部の面を整える際に行います。

選択肢4. カッティングでのコームの運行は、毛流に対し直角に運行し、直角にカットする。

この説明文は誤っているため、こちらが正解です。

カッティングでのコームの運行は毛流に対して斜めに運行し、斜めにカットします

これを「斜行運行・斜行剪髪」といいます。

まとめ

基本を知っていないとカット技術の習得時に大きく出遅れてしまいます。

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