理容師の過去問
第45回
衛生管理技術 問2
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問題
第45回 理容師国家試験 衛生管理技術 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
紫外線消毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 紫外線消毒器に入れる器具は、互いに重なり合わないように配置する。
- 紫外線は、目や皮膚に直接照射しても害はない。
- 血液が付着した器具の消毒には適していない。
- 紫外線灯は、使用にともない出力が低下するので、定期的な交換が必要である。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
紫外線消毒器は、紫外線が当たらない場所にはその殺菌効果が及ばないので、殺菌対象の器具は重なり合わないように配置しなければいけません。
1は正しい説明です。
紫外線灯を直接皮膚に照射したり、直接肉眼で見たりすると、健康被害のリスクがあります。
2は誤った説明です。
血液が付着した器具の消毒は以下の3つの方法で行います。
・煮沸消毒(沸騰後2分間以上)
・消毒用エタノール(10分間以上浸す)
・0.1%次亜塩素酸ナトリウム液(10分間以上浸す)
紫外線消毒器を用いた消毒法は適しません。
3は正しい説明です。
紫外線灯は、使用にともなって出力が低下するので、一定の使用時間(およそ3000~4000時間)が経過すると交換しなければなりません。
4も正しい説明です。
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02
紫外線消毒は理容業と関わりの深い消毒法です。
長所、短所ともにおさえておきましょう。
紫外線消毒は、物体の表面にしか効果がないため、陰にならないように、重なり合わないように配置する必要があります。
よって正しいです。
紫外線を直接照射することは、目や皮膚にとって有害です。
よって誤りです。
紫外線消毒は、血液が付着しているものには使うことが出来ません。付着した疑いがある器具にも同様です。
よって正しいです。
紫外線灯は、使用するたびに出力が低下していくので、定期的に交換して必要な出力を保つようにします。
よって正しいです。
紫外線消毒に適さないもの
→タオル・ケープの布片類(陰の部分の消毒ができないため)
→一部のプラスチック類(劣化させる恐れがあるため)
→血液や汚れが付着している器具
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03
紫外線消毒に関する問題です。
正
紫外線消毒器に入れる器具は、互いに重なり合わないように配置しなければなりません。
紫外線消毒器では紫外線があたった部分のみを消毒するので、重なった事によって、紫外線が当たらない場所を作らないようにします。
誤
紫外線は、目や皮膚に直接照射すると害があります。
波長によって影響は異なりますが、目と皮膚の2部位は影響を受けます。
正
血液が付着した器具の消毒には適していません。
血液が付着した器具の消毒には以下の方法を用います。
・煮沸消毒:沸騰後2分間以上煮沸する。
・エタノール消毒:76.9%~81.4%エタノール液中に10分間以上浸す。
・次亜塩素酸ナトリウム消毒:0.1%次亜塩素酸ナトリウム液中に10分間以上浸す。
誤
紫外線灯は、使用にともない出力が低下するので、定期的な交換が必要です。
※2,000~3,000時間(寿命時間)で紫外線灯の取替えが必要。(※1日8時間で約1年間)
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