理容師の過去問
第45回
人体の構造及び機能 問2

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問題

第45回 理容師国家試験 人体の構造及び機能 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

次の神経のうち、心臓の収縮力を増強するときに直接はたらくものはどれか。
  • 運動神経
  • 知覚神経
  • 交感神経
  • 副交感神経

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この過去問の解説 (3件)

01

交感神経と副交感神経は、名称は似ていますが、正反対の働きをするので混同しないようにしましょう。

選択肢1. 運動神経

運動神経は、筋肉や内臓の動きを指令・コントロールする神経です。

 

よって当てはまりません。

選択肢2. 知覚神経

知覚神経は、感覚神経ともいわれる、体や内臓で生じた感覚情報を伝達する神経です。

 

よって当てはまりません。

選択肢3. 交感神経

交感神経は、心拍数が増加する時や、心筋の収縮力が増加する時に働くものです。

 

よって当てはまります。

選択肢4. 副交感神経

副交感神経は、心拍数が減少する時や、心筋の収縮力が減少する時に働くものです。

 

よって当てはまりません。

まとめ

●交感神経が活発になるとき

運動している時や興奮している時

 

●副交感神経が活発になるとき

眠っている時など体を休めている時

 

以上を頭に入れておくと問題が解きやすくなります。

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02

神経に関する問題です。

選択肢1. 運動神経

運動神経とは、脳から全身に信号を送り、体や内臓の筋肉を動かすための、随意運動を起こさせる末梢神経のことを言います。

選択肢2. 知覚神経

知覚神経(感覚神経)とは、感覚器の刺激を知覚中枢に伝達する神経です。

選択肢3. 交感神経

交感神経の興奮により、心臓は心筋収縮力の増強と心拍数の増加が起こり、心拍出量が増大し全身の末梢血管は収縮します。

選択肢4. 副交感神経

副交感神経の興奮により、心筋収縮力の減弱と心拍数の減少、そして末梢血管の拡張が起きます。

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03

正解は3です。

筋肉を動かすための指令を信号として伝える働きをするのが運動神経で、中枢から末梢に向かうため遠心性神経とも呼ばれます。

1は該当しません。

体や内臓の感覚や刺激を信号として伝える働きをするのが知覚神経で、末梢から中枢に向かうため求心性神経とも呼ばれます。

2も該当しません。

交感神経は、人が興奮状態にあるときに優位になる自律神経で、心臓の収縮力を高める血管を収縮させる瞳孔を散大させるなど身体を活性化させます。

3が該当します。

副交感神経は、夜間やリラックスしているときに優位になる自律神経で、血管の拡張筋肉の弛緩発汗の抑制といったことで身体を鎮静化させます。

4は該当しません。

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