理容師 過去問
第45回
問39 (香粧品化学 問4)
問題文
次のうち、パーマ剤第1剤に配合される成分に該当しないものはどれか。
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問題
理容師 国家試験 第45回 問39(香粧品化学 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、パーマ剤第1剤に配合される成分に該当しないものはどれか。
- システイン
- 臭素酸ナトリウム
- モノエタノールアミン
- チオグリコール酸
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
シスチン結合(S-S結合)を切断する還元剤として、パーマ剤第1剤に配合される主な成分は以下の通りです。
◆還元剤
・システイン
・チオグリコール酸
・亜硫酸ナトリウム
・システアミン
など。
◆アルカリ剤
・モノエタノールアミン
・アンモニア水
・炭酸ナトリウム
・アルギニン
など。
1のシステインはパーマ剤第1剤に配合される成分に該当します。
2の臭素酸ナトリウムは、シスチン結合を再結合させる酸化剤としてパーマ剤第2剤に配合されています。
2がパーマ剤第1剤に配合される成分には該当しません。
3のモノエタノールアミンはパーマ剤第1剤に配合される成分に該当します。
4のチオグリコール酸はパーマ剤第1剤に配合される成分に該当します。
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02
パーマ剤第1剤に配合される成分に関する問題です。
主なパーマ剤第1剤に配合される成分【還元剤・アルカリ剤】
・還元剤
チオグリコール酸・システイン・システアミン 等
・アルカリ剤
・強アンモニア水・モノエタノールアミン・炭酸水素アンモニウム 等
パーマ剤第1剤に配合される成分です。
臭素酸ナトリウムはパーマ剤第1剤に配合される成分ではなく、パーマ第2剤の主成分である【酸化剤】の1つです。
パーマ剤第1剤に配合される成分です。
パーマ剤第1剤に配合される成分です。
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03
パーマ剤第1剤には、還元剤やアルカリ剤などが配合されています。
選択肢をみていきましょう。
システインは還元剤として、パーマ剤第1剤に配合されます。
よって該当します。
臭素酸ナトリウムは、酸化剤として、パーマ剤第2剤に配合されます。
よって該当しません。
モノエタノールアミンは、アルカリ剤としてパーマ剤第1剤に配合されます。
よって該当します。
チオグリコール酸は、還元剤として、パーマ剤第1剤に配合されます。
よって該当します。
パーマ第2剤の酸化剤として、過酸化水素水も使われますが、臭素酸ナトリウムよりも酸化する力が強いのが特徴です。
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