理容師の過去問
第45回
香粧品化学 問4

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問題

第45回 理容師国家試験 香粧品化学 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、パーマ剤第1剤に配合される成分に該当しないものはどれか。
  • システイン
  • 臭素酸ナトリウム
  • モノエタノールアミン
  • チオグリコール酸

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

シスチン結合(S-S結合)を切断する還元剤として、パーマ剤第1剤に配合される主な成分は以下の通りです。

◆還元剤

・システイン

・チオグリコール酸

・亜硫酸ナトリウム

・システアミン

など。

◆アルカリ剤

・モノエタノールアミン

・アンモニア水

・炭酸ナトリウム

・アルギニン

など。

1のシステインパーマ剤第1剤に配合される成分に該当します。

2の臭素酸ナトリウムは、シスチン結合を再結合させる酸化剤としてパーマ剤第2剤に配合されています。

2がパーマ剤第1剤に配合される成分には該当しません。

3のモノエタノールアミンパーマ剤第1剤に配合される成分に該当します。

4のチオグリコール酸パーマ剤第1剤に配合される成分に該当します。

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02

パーマ剤第1剤には、還元剤やアルカリ剤などが配合されています。

選択肢をみていきましょう。

選択肢1. システイン

システインは還元剤として、パーマ剤第1剤に配合されます。

 

よって該当します。

選択肢2. 臭素酸ナトリウム

臭素酸ナトリウムは、酸化剤として、パーマ剤第2剤に配合されます。

 

よって該当しません。


 

選択肢3. モノエタノールアミン

モノエタノールアミンは、アルカリ剤としてパーマ剤第1剤に配合されます。

 

よって該当します。

選択肢4. チオグリコール酸

チオグリコール酸は、還元剤として、パーマ剤第1剤に配合されます。

 

よって該当します。

まとめ

パーマ第2剤の酸化剤として、過酸化水素水も使われますが、臭素酸ナトリウムよりも酸化する力が強いのが特徴です。

参考になった数0

03

パーマ剤第1剤に配合される成分に関する問題です。

主なパーマ剤第1剤に配合される成分【還元剤・アルカリ剤】

・還元剤

 チオグリコール酸システイン・システアミン 等

・アルカリ剤

 ・強アンモニア水・モノエタノールアミン・炭酸水素アンモニウム 等

選択肢1. システイン

パーマ剤第1剤に配合される成分です。

選択肢2. 臭素酸ナトリウム

臭素酸ナトリウムはパーマ剤第1剤に配合される成分ではなく、パーマ第2剤の主成分である【酸化剤】の1つです。

選択肢3. モノエタノールアミン

パーマ剤第1剤に配合される成分です。

選択肢4. チオグリコール酸

パーマ剤第1剤に配合される成分です。

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