理容師の過去問
第45回
文化論及び理容技術理論 問5

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問題

第45回 理容師国家試験 文化論及び理容技術理論 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

刃物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 刃物は、くさびの作用により刃の側面で物体を横へ押し広げながら切り進んでいく。
  • 切れ刃と物体の切断面との接触面積が大きいほど切削抵抗が大きくなり、切れにくくなる。
  • コンベックス型は、接触面積が小さく切削抵抗が少ないのでよく切れ、丈夫で切れ味も持続する。
  • コンケーブ型は、刃先に曲がりやつぶれの変形が起きにくい。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

斜面を利用して小さな力で大きな力を出すことができるくさびの作用を利用して、物体を横へ押し広げながら切り進んでいくのが刃物の切れ方です。

1は正しい説明です。

切れ刃と物体の切断面との接触面積が大きくなると、摩擦力や凝着力などの影響で切削抵抗が大きくなり、切れにくくなります。

2も正しい説明です。

コンベックス型の刃は、接触面積が小さいため切削抵抗が小さくなるためによく切れて、切れ味も長持ちします。

3も正しい説明です。

コンケーブ型は、斜角部の振動を吸収し切削抵抗をやわらげるためよく切れますが、刃先に曲がりやつぶれの変形が生じやすいのが難点です。

4が誤った説明です。

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02

刃物に関する記述の中で、誤っているものは次の通りです

選択肢1. 刃物は、くさびの作用により刃の側面で物体を横へ押し広げながら切り進んでいく。

正しい。刃物は、くさびの作用を利用して物体を押し広げながら切り進んでいきます。

 

選択肢2. 切れ刃と物体の切断面との接触面積が大きいほど切削抵抗が大きくなり、切れにくくなる。

正しい。接触面積が大きいほど、切削抵抗が増し、切れにくくなります。

 

選択肢3. コンベックス型は、接触面積が小さく切削抵抗が少ないのでよく切れ、丈夫で切れ味も持続する。

正しい。コンベックス型(凹型)は、接触面積が小さく、切削抵抗が少ないため、よく切れ、切れ味が持続しやすいです。

 

選択肢4. コンケーブ型は、刃先に曲がりやつぶれの変形が起きにくい。

誤り。コンケーブ型(凹型)は、刃先に曲がりやつぶれが起きやすい傾向があります。これは、刃先が中央に向かって凹んでいるため、外力がかかりやすく、変形しやすくなるからです。

まとめ

刃物に関する記述で誤っているものは、「コンケーブ型は、刃先に曲がりやつぶれの変形が起きにくい」です。コンケーブ型は、刃先に変形が起きやすいことがあります。

 

 

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03

この問題は作用や型の特徴を理解することが重要になります。

選択肢1. 刃物は、くさびの作用により刃の側面で物体を横へ押し広げながら切り進んでいく。

刃物は、斜面を利用して小さな力で大きな力を出すことができるくさびの作用を利用して、物体を横へ押し広げながら切り進んでいくので、この説明は正しいです。

選択肢2. 切れ刃と物体の切断面との接触面積が大きいほど切削抵抗が大きくなり、切れにくくなる。

切れ刃と物体の切断面との接触面積が大きいほど摩擦力や擬着力などの影響で切削抵抗が大きくなり切れにくくなるので、この説明は正しいです。

選択肢3. コンベックス型は、接触面積が小さく切削抵抗が少ないのでよく切れ、丈夫で切れ味も持続する。

コンベックス型の刃は、接触面積が小さく切削抵抗が小さくなるため、よく切れて切れ味も長持ちするので、正しい説明です。

選択肢4. コンケーブ型は、刃先に曲がりやつぶれの変形が起きにくい。

コンケーブ型は、斜角部の振動を吸収し切削抵抗を和らげてくれるのでよく切れますが、刃先に曲がりやつぶれの変形が起きやすいので、誤りの説明です。

まとめ

この問題は作用や型の特徴を理解すると簡単な問題です。

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