理容師の過去問
第45回
文化論及び理容技術理論 問14

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問題

第45回 理容師国家試験 文化論及び理容技術理論 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

レディースシェービングに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • もみあげは、筆の穂のようなかたちに剃る。
  • レザーの対皮圧力は軽くし、運行はゆっくりとする。
  • ネックラインは、剃りこまないように自然なかたちで整え、うぶ毛は残さない。
  • うぶ毛は軟らかいので、1回剃りを行う。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は4です。

レディースシェービングもみあげは、女性特有の筆の穂のようなかたちに剃ります。

メンズとは形が違うので注意が必要です。

1は正しい説明です。

女性の肌はデリケートなため、強い刺激を与えないように対皮角度を30度くらいとし、対皮圧力は軽くゆっくりと運行します。

2も正しい説明です。

ネックラインはうぶ毛を残さないように剃りますが、あまり剃りこまず自然なかたちで整えます。

3も正しい説明です。

女性のうぶ毛は細くて軟らかいので剃りにくいですが、肌は傷つきやすいため鈍刃のレザーを使い運行角度にも注意しながら2回剃りが望ましいとされています。

4が誤った説明です。

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02

この問題は、レディースシェービングにおける正しい技術や注意点についての理解を問うものです。肌にやさしく、美しい仕上がりを得るための基本的な知識が必要です。

選択肢1. もみあげは、筆の穂のようなかたちに剃る。

レディースシェービングにおいて、もみあげの処理は非常に重要です。筆の穂のような形に整えることで、自然で美しい仕上がりを目指します。もみあげの形は顔の輪郭に合わせて調整され、無理に剃り込みすぎないようにします。この選択肢は正しい記述です。

選択肢2. レザーの対皮圧力は軽くし、運行はゆっくりとする。

女性の肌は男性に比べて繊細であるため、シェービング時のレザーの対皮圧力は軽くする必要があります。また、運行はゆっくりと行い、肌に余分な負担をかけないようにすることが大切です。これにより、肌荒れや傷を防ぎます。この選択肢も正しい記述です。

選択肢3. ネックラインは、剃りこまないように自然なかたちで整え、うぶ毛は残さない。

ネックラインを整える際には、自然な形を保つことが重要です。過度に剃り込むと不自然な仕上がりになりがちですので、注意が必要です。また、うぶ毛はできるだけ取り除くことで、清潔感のある仕上がりになります。この選択肢は正しい記述です。

選択肢4. うぶ毛は軟らかいので、1回剃りを行う。

うぶ毛は確かに軟らかいですが、1回剃りだけでは不十分な場合もあります。肌の状態やうぶ毛の濃さに応じて、複数回の剃りを行うことが適切です。また、1回剃りだと細かいうぶ毛が取り切れないこともあるため、この選択肢のように「1回剃りを行う」と一律に決めるのは誤りです。

まとめ

レディースシェービングでは、女性の肌の特性を理解し、それに適した技術を用いることが求められます。特に、肌への圧力やシェービング回数については、個々の状態に応じた柔軟な対応が重要です。「1回剃り」では不十分なことがあるため、適切な方法で施術を行うことが肝要です。

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