理容師の過去問
第46回
衛生管理技術 問2
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問題
第46回 理容師国家試験 衛生管理技術 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
理容師法施行規則に定められている消毒法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 血液が付着していないブラシは、逆性石けんが0.1%以上である水溶液中に10分間以上浸す。
b 血液が付着した「はさみ」は、1cm2あたり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射する。
c 血液が付着していない「かみそり」は、エタノールが76.9〜81.4%の水溶液を含ませた綿もしくはガーゼで表面を拭く。
d 血液が付着した「くし」は、次亜塩素酸ナトリウムが0.1%以上である水溶液中に10分間以上浸す。
a 血液が付着していないブラシは、逆性石けんが0.1%以上である水溶液中に10分間以上浸す。
b 血液が付着した「はさみ」は、1cm2あたり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射する。
c 血液が付着していない「かみそり」は、エタノールが76.9〜81.4%の水溶液を含ませた綿もしくはガーゼで表面を拭く。
d 血液が付着した「くし」は、次亜塩素酸ナトリウムが0.1%以上である水溶液中に10分間以上浸す。
- aとb
- bとc
- cとd
- aとd
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この過去問の解説 (2件)
01
理容師法施行規則に定められている消毒法に関する問題です。
血液が付着していないブラシを逆性石けんが0.1%以上である水溶液中に10分間以上浸すaは合っていますが、1cm2あたり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射するのは血液が付着した「はさみ」の消毒には適していないので
bが間違っています。これは誤った組み合わせです。
1cm2あたり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射するのは血液が付着したハサミの消毒には適していないので
bが間違っていて、血液が付着していない「かみそり」を、エタノールが76.9〜81.4%の水溶液を含ませた綿もしくはガーゼで表面を拭くcも間違っています。これは誤った組み合わせです。
血液が付着した「くし」を次亜塩素酸ナトリウムが0.1%以上である水溶液中に10分間以上浸すdは合っていますが、血液が付着していない「かみそり」を、エタノールが76.9〜81.4%の水溶液を含ませた綿もしくはガーゼで表面を拭く
cが間違っています。これは誤った組み合わせです。
血液が付着していないブラシを逆性石けんが0.1%以上である水溶液中に10分間以上浸すaも、血液が付着した「くし」を次亜塩素酸ナトリウムが0.1%以上である水溶液中に10分間以上浸すdも合っています。
これが正しい組み合わせです。
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02
消毒法についての問題です。
【この問題での重要な消毒法】
カミソリ(カット用を除く)とカミソリ以外で血液の付着した器具に有効な消毒法
★煮沸消毒・・・沸騰後2分間以上 《熱に弱い器具には適さない》
★消毒用エタノール消毒・・・76.9%~81.4%エタノール液に10分間以上器具を浸す 《7日以内に取り替える》
★次亜塩素酸ナトリウム消毒・・・0.1%以上の水溶液に10分間以上浸す 《金属を錆びさせる》
血液が付着している疑いのないものに有効な消毒法
★紫外線消毒・・・85μw/c平方メートル以上の紫外線を連続して、20分間以上照射する 《紫外線が当たらないところには効果がない》
★蒸気消毒・・・80℃をこえる蒸気に10分間以上触れさせる 《熱に弱い器具には適さない》
★エタノール消毒・・・76.9%~81.4%エタノール液を含ませた綿もしくはガーゼで器具表面をふく
★次亜塩素酸ナトリウム消毒・・・0.01%~0.1%次亜塩素酸ナトリウム液中に10分間以上浸す 《金属を錆びさせる》
★逆性石けん液消毒・・・0.1%~0.2%逆性石けん液中に10分間以上浸す
など。。。
a〖血液が付着していないブラシは、逆性石けんが0.1%以上である水溶液中に10分間以上浸す。〗・・・〇
b 血液が付着したものの消毒に紫外線消毒は適さないので誤った文章です。
cカミソリは血液が付着していなくても付着しているものの消毒法をしないといけないので、誤った文章です。
d〖血液が付着した「くし」は、次亜塩素酸ナトリウムが0.1%以上である水溶液中に10分間以上浸す。〗・・・〇
【aとd】が正解です。
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