理容師の過去問
第46回
衛生管理技術 問3
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問題
第46回 理容師国家試験 衛生管理技術 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
消毒・殺菌に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 同じ時間と温度であれば、湿熱は乾熱より効果が高い。
- 消毒薬水溶液の温度は低いほど効果がある。
- 消毒薬には、消毒しようとする対象によって適した濃度がある。
- 蒸気消毒は、煮沸消毒より長く時間がかかる。
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この過去問の解説 (2件)
01
化学的消毒法と理学的消毒法についての問題です。
この問題での要点
★同じ時間と温度であれば、湿熱《煮沸や蒸気》は乾熱より殺菌効果が高いです。
★消毒薬水溶液の温度は低いほど殺菌力も低下します。
★消毒薬には、消毒しようとする対象によって適した濃度や温度、時間が決められています。
★蒸気消毒は、煮沸消毒より長く時間がかかります。
同じ時間と温度であれば、湿熱は乾熱より効果が高い。・・・〇
正しい文章です。
消毒薬水溶液の温度は低いほど効果がある。・・・✕
低いほど効果が下がるので、誤った文章です。
消毒薬には、消毒しようとする対象によって適した濃度がある。・・・〇
正しい文章です。
蒸気消毒は、煮沸消毒より長く時間がかかる。・・・〇
正しい文章です。
【消毒薬水溶液の温度は低いほど効果がある。】が誤った文章なので、この問での正解です。
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02
消毒・殺菌に関する問題です。
理学的消毒法での加熱消毒には乾熱と湿熱(煮沸や蒸気)がありますが、同じ温度と時間であれば湿熱の方が殺菌力は高くなります。
これは正しい説明です。
消毒薬の水溶液は、温度が高いほど効果が高くなります。
これが誤った説明です。
次亜塩素酸ナトリウムのように、カミソリや血液が付着した疑いのある器具の場合0.1%以上、それ以外の器具には0.01~0.1%と、対象によって適した濃度が違う消毒薬もあります。
これは正しい説明です。
蒸気消毒は、80℃をこえる超える蒸気に10分間以上触れさせると定められていて、沸騰後2分間煮沸するとされる煮沸消毒よりも長い時間がかかります。
これは正しい説明です。
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