理容師の過去問
第46回
衛生管理技術 問4

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問題

第46回 理容師国家試験 衛生管理技術 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

消毒用エタノールに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 逆性石けんと併用すると効果が低下する。
  • 細菌の芽胞には効果がない。
  • 揮発性が強いので、濃度が変化しやすい。
  • 引火性があるので、保管や取扱い時に火気を避ける。

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この過去問の解説 (2件)

01

消毒用エタノールに関する問題です。

選択肢1. 逆性石けんと併用すると効果が低下する。

消毒用エタノールは、逆性石けん併用しても効果が低下することはありません。

これが誤った説明です。

選択肢2. 細菌の芽胞には効果がない。

消毒用エタノールは、ウイルスや結核菌、栄養型の細菌には効果がありますが、芽胞を持つ細菌には効果がありません。

これは正しい説明です。

選択肢3. 揮発性が強いので、濃度が変化しやすい。

消毒用エタノールは揮発性が強いため、濃度変化には注意が必要です。

これは正しい説明です。

選択肢4. 引火性があるので、保管や取扱い時に火気を避ける。

消毒用エタノールは引火性があるため、火気直射日光が当たる場所、高温になる場所を避けるなど保管や取り扱いに注意が必要です。

これは正しい説明です。

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02

消毒用エタノールについての問題です。

 

この問題での消毒用エタノールについての要点

 

・かみそりと血液の付着したもの、またはその疑いのあるものは、76.9~81.4%の消毒用エタノールに10分間以上器具を浸す

・その他の器具は浸したり、ガーゼや綿に含ませてふく

無色透明で揮発性がある

・結核菌や多くの細菌またはウイルスに効果があるが、芽胞を持つ細菌には効果がない

引火しやすいため火気から遠ざけておく

ほかの消毒薬とは反応しないので、いろいろな消毒薬と混用することができる

選択肢1. 逆性石けんと併用すると効果が低下する。

逆性石けんと併用すると効果が低下する。・・・

 他の消毒液とは反応しないので、誤った文章です。

選択肢2. 細菌の芽胞には効果がない。

細菌の芽胞には効果がない。・・・

 正しい文章です。

選択肢3. 揮発性が強いので、濃度が変化しやすい。

揮発性が強いので、濃度が変化しやすい。・・・

 正しい文章です。

選択肢4. 引火性があるので、保管や取扱い時に火気を避ける。

引火性があるので、保管や取扱い時に火気を避ける。・・・

 正しい文章です。

まとめ

逆性石けんと併用すると効果が低下する。】は誤った文章なので、この問での正解です。

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