理容師の過去問
第46回
文化論及び理容技術理論 問6

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問題

第46回 理容師国家試験 文化論及び理容技術理論 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

ヘアデザインの構成要素に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • シンメトリーとは、形の中心から左右同じ形を持った静的なつりあいのある状態をいう。
  • アシンメトリーとは、形の変化を左右につくり、変化を持ちながらつりあっている状態をいう。
  • ムーブメントとは、形の表現を強烈にするために、つくる人の主観に基づいて形を変化させることをいう。
  • プロポーションとは、部分と部分、全体と部分の間の比のことをいう。

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この過去問の解説 (2件)

01

ヘアデザインの構成要素は、スタイリングやカットにおいて重要な概念です。各要素がどのように使われるかを理解することは、理美容の技術を深めるために必要です。以下に、各選択肢について詳しく解説します。

選択肢1. シンメトリーとは、形の中心から左右同じ形を持った静的なつりあいのある状態をいう。

シンメトリーは、形の中心を基準にして左右が同じ形になることを指します。これは静的なつりあいの状態を意味し、対称的なデザインを作り出すための基本的な要素です。この記述は正しいです。

選択肢2. アシンメトリーとは、形の変化を左右につくり、変化を持ちながらつりあっている状態をいう。

アシンメトリーは、左右の形が異なりながらも全体としてバランスを保っている状態を指します。変化があっても、視覚的なつりあいが取れているデザインを意味します。この記述は正しいです。

選択肢3. ムーブメントとは、形の表現を強烈にするために、つくる人の主観に基づいて形を変化させることをいう。

ムーブメントは、形の表現を強調するために用いる動きや流れを指しますが、必ずしもつくる人の主観に基づく形の変化ではありません。むしろ、ムーブメントはデザイン全体に動きを与えることに関連しています。主観的な形の変化ではなく、デザイン全体の動きや流れを考慮する要素です。この選択肢は誤りです。

選択肢4. プロポーションとは、部分と部分、全体と部分の間の比のことをいう。

プロポーションは、デザインにおける部分と部分、または全体と部分の比率を指します。これはデザインのバランスや調和を取るために重要な要素です。この記述は正しいです。

まとめ

ヘアデザインにおける構成要素は、シンメトリーやアシンメトリー、プロポーションなどが含まれます。ムーブメントについては、形の変化よりもデザインの動きや流れに関連しているため、主観に基づく変化ではありません。正しい記述は「ムーブメントとは、形の表現を強烈にするために、つくる人の主観に基づいて形を変化させることをいう」です。

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02

ヘアデザインの構成要素に関する問題です。

選択肢1. シンメトリーとは、形の中心から左右同じ形を持った静的なつりあいのある状態をいう。

シンメトリーとは、形の中心から左右対称で静的なつりあいを持った整然と安定した状態のことです。

これは正しい説明です。

選択肢2. アシンメトリーとは、形の変化を左右につくり、変化を持ちながらつりあっている状態をいう。

アシンメトリーとは、あえて左右非対称にすることで変化がありながらつりあっている状態のことです。

これは正しい説明です。

選択肢3. ムーブメントとは、形の表現を強烈にするために、つくる人の主観に基づいて形を変化させることをいう。

ムーブメントとは、表面に変化をもたせ見た目に動き(ムーブ)を感じさせる状態のことです。

これが誤った説明です。

選択肢4. プロポーションとは、部分と部分、全体と部分の間の比のことをいう。

プロポーションとは、部分と部分、全体と部分の間の比であるバランスのことです。

これは正しい説明です。

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