理容師の過去問
第47回
皮膚科学 問5
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問題
第47回 理容師国家試験 皮膚科学 問5 （訂正依頼・報告はこちら）
皮膚の疾患と病原体に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
- 伝染性軟属腫（ミズイボ） ―――――――― 細菌
- 伝染性膿痂疹（のうかしん）（トビヒ） ―― ヒゼンダニ
- 帯状疱疹（ほうしん） ―――――――――― 真菌
- 尋常性疣贅（ゆうぜい） ――――――――― ウイルス
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この過去問の解説 （3件）
01
皮膚疾患とその原因となる病原体との組み合わせが正しいものを選ぶ問題です。
伝染性軟属腫（ミズイボ）は、ポックスウイルスが原因の皮膚疾患です。
細菌ではなくウイルスなのでこれは誤った組み合わせです。
伝染性膿痂疹（のうかしん）（トビヒ） は、黄色ブドウ球菌や溶血性連鎖球菌などの細菌が原因の皮膚疾患です。
ヒゼンダニ（疥癬虫）ではなく細菌なのでこれは誤った組み合わせです。
帯状疱疹（ほうしん）は、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因の皮膚疾患です。
真菌ではなくウイルスなのでこれは誤った組み合わせです。
尋常性疣贅（ゆうぜい）は、ヒトパピローマウイルスが原因の皮膚疾患です。
これが正しい組み合わせです
皮膚疾患の原因は、ビタミン不足やホルモン異常、体内の異変といった内因と、細菌・原虫・真菌・ウイルス・寄生生物や、温熱・寒冷や機械的なものなどの刺激といった外因の2つがあります。
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02
保健（皮膚化学）に関する問題です。
皮膚疾患の病原体
・細菌 ：伝染性膿痴疹（トビヒ）・毛包炎・癤（せつ）・癰（よう）・尋常性毛瘡（じんじょうせいもうそう）
・ウイルス：帯状疱疹・伝染性軟属種（ミズイボ）・水痘（ミズボウソウ）・尋常性疣贅（ゆうぜい）
・真菌 ：白癬菌（はくせんきん）・癜風菌（でんぷうきん）・カンジダ
・衛生害虫：疥癬
✕・・・・細菌ではなくウイルスが病原体のため誤った組み合わせです。
✕・・・・ヒゼンダニではなく細菌が病原菌のため誤った組み合わせです。
✕・・・・真菌ではなくウイルスが病原菌のため誤った組み合わせです。
◯・・・・正しい組み合わせです。
よって、«尋常性疣贅（ゆうぜい） ーー ウイルス»が正しい組み合わせのためこの問の正解になります。
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03
皮膚疾患と病原体の関係についての問題です。
伝染性軟属腫（ミズイボ） ――――――――― 細菌・・・✕
ウイルスによる皮膚の疾患です。
伝染性膿痂疹（のうかしん）（トビヒ） ――― ヒゼンダニ・・・✕
細菌による皮膚の疾患です。
【疥癬】ヒゼンダニが原因の皮膚疾患です。
帯状疱疹（ほうしん） ――――――――――― 真菌・・・✕
ウイルスによる皮膚の疾患です。
尋常性疣贅（ゆうぜい） ―――――――――― ウイルス・・・〇
尋常性疣贅（ゆうぜい）→いぼ
【尋常性疣贅（ゆうぜい） ―――――――――― ウイルス】
が正しい組み合わせです。
種類もたくさんあるので、語呂合わせなどで覚えるようにしましょう。
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