理容師の過去問
第49回
関係法規・制度及び運営管理 問1

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問題

第49回 理容師国家試験 関係法規・制度及び運営管理 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

理容師法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 公衆衛生の向上に資することで国民全体の利益を図っている。
  • 理容業の経営の健全化を促進することにより、 理容業の振興を図っている。
  • 理容の業務が適正に行われるように規律している。
  • 理容師の資格を定め、 理容師の免許を受けた者でなければ理容を業としてはならないとしている。

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題は、実際には理容師法に記されていない記述を見つける問題です。

理容法は主に、その目的や定義、施工規律などが記されているので、それに当てはまらないものを選んでいきましょう。

選択肢1. 公衆衛生の向上に資することで国民全体の利益を図っている。

理容師法、第一条には「理容師の資格を定めるとともに、理容の業務が適正に行われるように規律し、もつて公衆衛生の向上に資することを目的とする。」と記されているため、これは誤りではありません。

選択肢2. 理容業の経営の健全化を促進することにより、 理容業の振興を図っている。

理容師法は理容師の資格や業務に関する規定を定めた法律であり、理容業に復興については記されていません。従って、これは誤りです。

選択肢3. 理容の業務が適正に行われるように規律している。

理容師法第十三条

理容所の開設者は、理容所につき、次に掲げる措置を講じなければならない。

一 常に清潔に保つこと。

二 消毒設備を設けること。

三 採光、照明及び換気を充分にすること。

四 その他都道府県が条例で定める衛生上必要な措置

(平一一法八七・一部改正)

これは理容の業務が適正に行われるための規律として理解することができるので、これは誤りではありません。

選択肢4. 理容師の資格を定め、 理容師の免許を受けた者でなければ理容を業としてはならないとしている。

理容師法、第六条には「理容師でなければ、理容を業としてはならない。

(理容所以外の場所における営業の禁止)」と記されているので、これは誤りではありません。

まとめ

理容師法は、すべてを丸暗記するよりも、ポイントとなる条文を選別して覚えるのがおすすめです。目的や衛生措置などに触れている条文など、過去に出題回数の多いものを覚えておくのがいいでしょう。

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02

理容師法に関する次の記述のうち、誤っているものを確認します。

選択肢1. 公衆衛生の向上に資することで国民全体の利益を図っている。

解説: 理容師法は、公衆衛生の向上を目指し、理容業の適正な運営を通じて国民全体の利益を図ることを目的としています。

選択肢2. 理容業の経営の健全化を促進することにより、 理容業の振興を図っている。

解説: 理容師法の目的は、理容業の経営の健全化ではなく、理容業の適正な運営や公衆衛生の向上を目的としています。経営の健全化は副次的な目的であり、主な目的ではありません。

選択肢3. 理容の業務が適正に行われるように規律している。

解説: 理容師法は、理容業務が適正に行われるように規律し、業務の質を保つための基準や規定を設けています。

選択肢4. 理容師の資格を定め、 理容師の免許を受けた者でなければ理容を業としてはならないとしている。

解説: 理容師法では、理容業を行うには資格を有し、免許を受けることが必要とされています。資格を持たない者が理容業を営むことを禁止しています。

まとめ

したがって、誤っている記述は (理容業の経営の健全化を促進することにより、理容業の振興を図っている) です。

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