理容師 過去問
第49回
問30 (人体の構造及び機能 問5)
問題文
次のうち、 内容物を肛門側に送るための小腸の運動はどれか。
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問題
理容師 国家試験 第49回 問30(人体の構造及び機能 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、 内容物を肛門側に送るための小腸の運動はどれか。
- 分節運動
- 振子運動
- 蠕動(ぜんどう)運動
- 嚥下(えんげ)
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この過去問の解説 (3件)
01
小腸には食物を消化したり、栄養を吸収するなどの役割があります。また食物を大腸におくるのも役割の一つです。
分節運動は、輪走筋が分節ごとに収縮と弛緩を繰り返し、食べ物と消化液が混ざるようにする運動のことです。
よって当てはまりません。
振子運動は、縦走筋が収縮と弛緩を繰り返し、食べ物と消化液が混ざるようにする運動のことです。
よって当てはまりません。
蠕動運動は、内容物を一定方向に押し出すようにする運動のことです。
よって当てはまります。
嚥下は、小腸で起こるものではなく、食物を口で咀嚼した後に胃へおくることを指します。
よって当てはまりません。
分節運動と振子運動は内容が似ていますが、使われる筋肉の種類が異なります。
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02
内容物を肛門側に送るための小腸の運動は「蠕動(ぜんどう)運動」です。
分節運動は小腸の運動の一つで、腸内容物を小さな部分に分けて混ぜ合わせる運動です。内容物を肛門側に送るのではなく、主に腸内での混合と消化を助けます。
振子運動は、主に胃の運動に関与し、内容物を小腸に送る前に、胃内で混ぜるための運動です。内容物を肛門側に送る役割はありません。
蠕動運動は、小腸や大腸で見られる運動で、腸内容物を肛門側に向かって押し進める役割を果たします。この運動は波のように連続して進行し、消化された内容物を腸管内で移動させます。
嚥下は口から咽頭を通じて食物を食道に送り込む過程であり、小腸の運動ではありません。小腸の運動とは関係ありません。
内容物を肛門側に送るための小腸の運動は、蠕動(ぜんどう)運動です。蠕動運動は腸内容物を肛門側に推進するために重要な役割を果たしています。他の運動や過程は腸の運動とは異なる役割を担っています。
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03
人体の構造および機能から、消化に関する問題です。
分節運動は、内容物を細かくし分解し、消化液と混ぜる運動です。
主に小腸などで見られます。
振子運動は分節運動と同様に、内容物を分解し、消化液と混ぜる運動です。
振子運動では外側にある縦走筋が動き、分節運動では内側にある輪走筋が動きます。
蠕動運動とは、内容物を胃から肛門へと押し出していく運動です。
嚥下(えんげ)とは、食べ物を飲み込み、胃に運ぶことです。
消化物は分節運動と蠕動運動を繰り返し行いながら移動していきます。分節運動と振子運動は、働きは同じですが、収縮・弛緩する部分が違うので、しっかり覚えておくのがポイントです。
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