理容師 過去問
第51回
問29 (人体の構造及び機能 問4)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

理容師試験 第51回 問29(人体の構造及び機能 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

次の耳の器官のうち、体の回転を感知するものはどれか。
  • 蝸牛(かぎゅう)
  • 半規管(三半規管)
  • 球形囊(のう)
  • 卵形囊

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

この問題で押さえておくべきポイントは、耳の平衡感覚器官の役割分担です。
半規管:回転運動(加速度)を感知する。
球形嚢・卵形嚢:直線運動(重力や加速度)を感知する。
蝸牛:聴覚を担う。

選択肢1. 蝸牛(かぎゅう)

蝸牛は音を感知する器官で、回転や平衡感覚には関与しません。

選択肢2. 半規管(三半規管)

三半規管は頭の回転運動を感知します。3つの管が直交して配置されているため、あらゆる方向の回転を感知できます。

選択肢3. 球形囊(のう)

球形嚢は垂直方向の直線運動や重力を感知します。

選択肢4. 卵形囊

卵形嚢は水平方向の直線運動を感知します。

まとめ

耳の平衡感覚は「半規管=回転」「球形嚢・卵形嚢=直線」「蝸牛=聴覚」と整理して覚えるのがポイントです。特に回転を感知するのは半規管です。

参考になった数1

02

それぞれの器官の特徴を覚えておきましょう。

 

・蝸牛(かぎゅう):音(音波)を感知する(聴覚)

・三半規管:回転運動(ぐるぐる動き)を感知

・球形囊(きゅうけいのう):直線的な加速度や重力方向を感知

・卵形囊(らんけいのう):直線的な加速度や傾きを感知

選択肢1. 蝸牛(かぎゅう)

蝸牛(かぎゅう)は聴覚をつかさどる器官です。

音の振動を電気信号に変えます。

選択肢2. 半規管(三半規管)

正解

 

三半規管の特徴は前・後・水平の3つの管で構成されています。

体の動きに応じて中のリンパ液が動き、感覚毛を刺激して脳に回転を伝えます。

 

選択肢3. 球形囊(のう)

球形囊(のう)は上下の加速度や重力方向を感知する器官です。

選択肢4. 卵形囊

卵形囊は水平移動や直線加速を感知する器官です。

参考になった数0