精神保健福祉士の過去問
第16回(平成25年度)
精神保健の課題と支援 問13

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問題

第16回(平成25年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健の課題と支援 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

地域障害者職業センターで実施している「リワーク支援事業」に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 利用対象は、精神障害者保健福祉手帳の所持者に限られる。
  • リワーク支援は、実施期間を定めることなく行われる。
  • 復帰しようとする職場の雇用事業主に対する援助を行うこととしている。
  • 利用者は、職場に知られることなく支援を受けられる。
  • ジョブコーチによる雇用促進支援を行うこととしている。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は3です。

1.利用対象者は、うつ病等の心の病で休職している人で、精神障害者保健福祉手帳を所持していなくても医師の診断書等があれば利用可能です。

2.リワーク支援は、実施期間を定めて行われます。標準的には12~16週程度で検討されます。

3.雇用事業主に対する援助も行います。

4.利用は、対象者、雇用事業主、主治医の三者合意が必要となります。

5.雇用促進支援は地域障害者職業センターの支援担当職員が行います。ジョブコーチによる雇用継続支援に移行していくこともありますが、必須ではありません。

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02

正解は3です。

各選択肢については以下のとおりです。

1→手帳を所持していなくても、医師の診断等により、躁うつ病、統合失調症その他精神疾患を有していると確認できれば利用可能です。

2→標準的には12~16週間です。

4→雇用事業主を含めての支援になるため誤りです。

5→ジョブコーチが関わるものは雇用継続支援です。

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