精神保健福祉士の過去問
第16回(平成25年度)
精神障害者の生活支援システム 問73
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問題
第16回(平成25年度) 精神保健福祉士国家試験 精神障害者の生活支援システム 問73 (訂正依頼・報告はこちら)
「障害者白書(平成25年)」(内閣府)における外来の精神障害者の現状に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 65歳以上の者の割合を2005年(平成17年)と2011年(平成23年)で比較すると、約5%減少している。
- 精神科初診時の年齢は、いずれの疾患の場合でも、20歳未満が40%を超えている。
- 疾患別構成割合では、統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害のある者の割合が30%を超えている。
- 障害年金受給者は約25%であるが、統合失調症のある者では40%を超えている。
- 一人暮らしをしている者は約50%で、家族と同居している者を上回っている。
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この過去問の解説 (3件)
01
http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h25hakusho/gaiyou/h1_01.html
各選択肢については以下のとおりです。
1→約5%減少ではなく、5%上昇です。28.6%から33.8%となっています。
2→「いずれの疾患の場合でも」という部分が誤りです。統合失調症は40%を超えていますが、うつ病は29.3%となっています。
3→30%を超えていません。平成23年のデータですが、18.7%となっています。
5→一人暮らしは約20%弱です。
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02
「障害者白書(平成25年)」(内閣府)
https://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h25hakusho/zenbun/index-pdf.html
1.誤答
65歳以上の精神障害者の割合は5%減っているのではなく、28.6%から33.8%へと上昇しています。
2.誤答
精神科初診時の年齢は、統合失調症では20歳未満が56.2%なのに対し統合失調症以外のうつ病等の疾患では20歳未満が29.3%なので「いずれの疾患も」というのは違っています。
3.誤答
外来の統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害のあるものの割合は18.7%(53.9万人)となっています。
なお入院では統合失調症型障害及び妄想性障害のあるものは半数以上を占めています。
4.正答
選択肢の説明通りです。
5.誤答
一人暮らしをしている人の割合は17.9%となっています。一方、家族と同居している人の割合は81.2%となり、精神障害者の多くが親や兄弟姉妹と暮らしています。
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03
2.誤答。精神科初診時には認知症やうつ病の患者も多いのでもっと40歳以上の割合が大きくなります。
3.誤答。統合失調症は約20パーセントです。
4.正答。その通り。
5.誤答。精神障害者の約80パーセントは同居人がいます。
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