精神保健福祉士の過去問
第17回(平成26年度)
社会理論と社会システム 問98
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問題
第17回(平成26年度) 精神保健福祉士国家試験 社会理論と社会システム 問98 (訂正依頼・報告はこちら)
家族と世帯に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 世帯とは、主として家計と住居を同じくする人々からなる集団である。
- 世帯には非親族員は含まない。
- 国勢調査の調査単位は、世帯ではなく家族である。
- 同一家族メンバーが、複数の世帯に分かれて暮らすことはない。
- 家族と暮らしていない単身者は、準世帯と定義される。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.世帯とは、主として家計と住居を同じくする人々からなる集団です。
2.世帯には非親族員を含むことができます。
3.国勢調査の調査単位は、家族ではなく世帯です。
4.同一家族のメンバーが、複数の世帯に分かれて暮らすことはありえます。単身赴任の家族や、家族と離れて下宿をしている学生などが該当します。
5.準世帯という言葉は現在使われていません。家族と暮らしていない単身者は別の世帯とみなされます。
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02
1.正答
世帯とは、住居及び生計を共にする者の集まり又は独立して住居を維持し、若しくは独立して生計を営む単身者をいいます。
2.誤答
世帯主と親族関係にない非親族員が同居している場合は同一世帯となります。
3.誤答
国勢調査の調査単位は世帯を単位としています。
4.誤答
同一家族とは配偶者や血縁関係がある親族のことを指します。単身赴任や単身生活を送る学生など同一家族メンバーでありながら世帯が複数に分かれて暮らす場合もあります。
5.誤答
「準世帯」とは下宿人や会社の寮に居住する単身者など同一の場所に住むものの家族ではない集団のことを指します。同一家族メンバーの単身者は「普通世帯」とされます。
ただし、1985年の国勢調査からは「準世帯→施設等世帯」「普通世帯→一般世帯」に区別されています。
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03
×2 . ルームシェアや同居の雇人など、非親族員であっても、世帯に含まれる場合があります。
×3 . 国勢調査の調査単位は、家族ではなく世帯となっています。
×4 . 同一家族メンバーであっても、単身赴任や学生寮在住、特別養護老人ホームに入所などの事情で複数の世帯に分かれて暮らすことがあります。
×5 . 家族と暮らしていない単身者であっても、世帯とみなされます。準世帯は、1980年の国勢調査まで使われていた概念です。
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