精神保健福祉士の過去問
第18回(平成27年度)
精神疾患とその治療 問9

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問題

第18回(平成27年度) 精神保健福祉士国家試験 精神疾患とその治療 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「平成23年患者調査」(厚生労働省)において、平成8年と比較し、推計入院患者数が増えている疾患として、正しいものを2つ選びなさい。
  • うつ病
  • 統合失調症
  • アルコール依存症
  • アルツハイマー病
  • 神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1と4です。

うつ病の推計入院患者数
平成8年:2万2300人➡️平成23年:2万9100人 
人数は増加しているので正しい。

統合失調症(統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害)の推計入院患者数
平成8年:21万6600人➡️平成23年:17万4100人 
人数は減少しているので誤り。

アルコール依存症(アルコール使用〈飲酒〉による精神及び行動の障害)の推計入院患者数
平成8年:1万7200人➡️平成23年:1万2000人
人数は減少しているので誤り。

アルツハイマー病の推計入院患者数
平成8年:6900人➡️平成23年:4万1000人
人数は増加しているので正しい。

神経病性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害の推計入院患者数
平成8年:7200人➡️平成23年:5600人
人数は減少しているので誤り。

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02

正解は1、4です。

設問は「平成23年患者調査」をもとにしていますが、ここでは「平成26年患者調査」の平成8年、平成23年、平成26年の数値をもとに解説します。

1.うつ病(気分[感情]障害(躁うつ病を含む))の入院患者数は、(平成8年)22,300人、(平成23年)29,100人、(平成26年)28,800人と推移しています。平成8年よりも増えています。

2.統合失調症(統合失調症,統合失調症型障害及び妄想性障害)の入院患者数は、(平成8年)216,600人、(平成23年)174,100人、(平成26年)165,800人と推移しています。平成8年よりも減っています。

3.アルコール依存症(アルコール使用<飲酒>による精神及び行動の障害)の入院患者数は、(平成8年)17,200人、(平成23年)12,000人、(平成26年)12,100人と推移しています。平成8年よりも減っています。

4.アルツハイマー病の入院患者数は、(平成8年)6,900人、(平成23年)41,000人、(平成26年)47,000人と推移しています。平成8年よりも増えています。

5.神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害の入院患者数は、(平成8年)7,200人、(平成23年)5,600人、(平成26年)5,600人と推移しています。平成8年よりも減っています。

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03

 正解は1、4です。

1.うつ病の入院患者数は、平成8年で22,300人、平成23年で29,100人となり、増加しています。

2.統合失調症の入院患者数は、平成8年で216,600人、平成23年で174,100人と、減少しています。

3.アルコール依存症の入院患者数は、平成8年で17,200人、平成23年で12,000人と、減少しています。

4.アルツハイマー病の入院患者数は、平成8年で6,900人、平成23年で41,000人と、増加しています。

5.神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害の入院患者数は、平成8年で7,200人、平成23年で5,600人と、減少しています。

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