精神保健福祉士の過去問
第18回(平成27年度)
精神保健の課題と支援 問12
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問題
第18回(平成27年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健の課題と支援 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、エリクソン(Erikson, E.)による発達理論における、成人期初期(young adult)の発達課題として、正しいものを1つ選びなさい。
- 「基本的信頼」 対 「基本的不信」
- 「自律性」 対 「恥・疑惑」
- 「勤勉性」 対 「劣等感」
- 「同一性」 対 「同一性拡散」
- 「親密」 対 「孤立」
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この過去問の解説 (3件)
01
エリクソン(Erikson.E.)は、人の一生(ライフサイクル)を8段階に分け、それぞれの段階の発達課題を設定しました。各段階で肯定的な概念と否定的な概念が対になっています。「人は一生をかけて、否定的な部分を抱えながらも、肯定的な部分を獲得しながら発達していく」という考えを前提としています。
8つの段階と発達課題は以下の通りです。
乳児期:「基本的信頼」対「基本的不信」
幼児期前期:「自律性」対「恥・疑惑」
幼児期後期:「積極性」対「罪悪感」
学童期:「勤勉性」対「劣等感」
青年期:「同一性」対「同一性拡散」
成人期初期:「親密」対「孤立」
成人期:「生殖性」対「停滞」
老年期:「完全性」対「絶望」
よって、成人期初期の発達課題は「親密」対「孤立」が正解です。
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02
1.「基本的信頼」対「基本的不信」は、乳児期の発達課題です。
2.「自律性」対「恥・疑惑」は、幼児期前期の発達課題です。
3.「勤勉性」対「劣等感」は、児童期の発達課題です。
4.「同一性」対「同一性拡散」は、青年期の発達課題です。
5.「親密」対「孤立」は、成人期初期の発達課題です。
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03
1.「基本的信頼」対「基本的不信」は乳児期です。
2.「自律性」対「恥・疑惑」は幼児期前期です。
3.「勤勉性」対「劣等感」は学童期です。
4.「同一性」対「同一性拡散」は青年期です。
5.「親密」対「孤立」は成人期初期です。
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