精神保健福祉士の過去問
第18回(平成27年度)
精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問48

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問題

第18回(平成27年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち、精神保健福祉士が行う支援として、正しいものを1つ選びなさい。
  • 退院後生活環境相談員として、医療保護入院患者の地域移行を進める。
  • サービス管理責任者として、精神障害者のサービス等利用計画を作成する。
  • 精神保健福祉相談員として、在宅精神障害者の生活介護を行う。
  • 相談支援専門員として、精神障害者からの相談に応じて、服薬を調整する。
  • 介護支援専門員として、個別支援計画を策定する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

1:退院後生活環境相談員は、医療保護入院患者の早期の退院に向けての支援(退院後の生活環境の相談や指導も含む)において、中心的な役割を担います。医療保護入院患者1人につき、1人の退院後生活環境相談員を入院後7日以内に選任することとされています。

2:サービス管理責任者は、利用者の「個別支援計画」を策定し、定期的にモニタリングを行いサービス提供及び支援提供の過程全体の責任を担います。「サービス等利用計画」を作成するのは、相談支援専門員です。よって誤りです。

3:精神保健福祉相談員は、保健所や精神保健福祉センターなどに配置され、精神障害者の福祉に関する相談援助や訪問活動などを行います。在宅精神障害者の生活介護を行うのは、指定を受けた事業所などの職員です。よって誤りです。

4:相談支援専門員は、相談支援事業所に配置され、「サービス等利用計画」を作成します。精神障害者からの相談に応じて服薬を調整するのは医師ですので、誤りです。

5:介護支援専門員は、介護保険制度において、要介護者や要支援者の相談に応じて「ケアプラン」を作成し、実施します。「個別支援計画」を策定するのはサービス管理責任者です。よって誤りです。

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02

正解は1です。

1.退院後生活環境相談員として、医療保護入院患者の地域移行を進めることが、精神保健福祉士が行う支援として適切です。

2.サービス管理責任者は、個別支援計画を策定します。サービス等利用計画を作成するのは、相談支援専門員です。

3.精神保健福祉相談員は、保健所や精神保健福祉センターなどで相談援助や訪問活動を行います。生活介護は行いません。

4.相談支援専門員は、服薬調整を行うことはありません。服薬調整は医師が行います。

5.介護支援専門員は、個別支援計画を策定しません。個別支援計画を策定するのはサービス管理責任者です。

参考になった数13

03

正解は1です。

1.退院後生活環境相談員は、退院に向けた取り組みを行い、退院支援委員会を開催し、医療保護入院患者の地域移行を進める支援を行います。

2.サービス管理責任者は、利用者の個別支援計画を策定し、定期的にモニタリングを行います。

3.精神保健福祉相談員は、相談援助や訪問活動を行います。生活介護は行いません。

4.相談支援専門員は、服薬調整は行いません。

5.介護支援専門員の業務は、ケアプランの作成です。個別支援計画を策定するのはサービス管理責任者です。

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