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精神保健福祉士の過去問 第18回(平成27年度) 社会保障 問130

問題

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日本の社会保険制度と公的扶助制度の基本的な特質に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
公的扶助は防貧的な機能をもつ。
   2 .
公的扶助は個別の必要に応じて給付を行う。
   3 .
社会保険の給付は、実施機関の職権により開始される。
   4 .
社会保険では原因のいかんを問わず、困窮の事実に基づいて給付が行われる。
   5 .
公的扶助は、保険料の拠出を給付の前提条件としている。
( 第18回(平成27年度) 精神保健福祉士国家試験 社会保障 問130 )
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この過去問の解説 (4件)

15
正解は2です。

1:防貧とは、貧困に陥ることを事前に防止することです。その対策として社会保険が大きな役割を担っています。公的扶助(生活保護)は、救貧的な機能を持ちます。よって誤りです。
救貧は貧困に陥った者を救うことです。公的扶助は、貧困者に対して、健康で文化的な最低限度の生活を維持できるように、国が行う援助です。

2:公的扶助では、厳格な資力調査(ミーンズテスト)を行い、個別のニーズに応じた給付が行われます。よって正解です。

3:社会保険は社会保障のひとつです。疾病、失業、高齢化(介護)などのリスクに備えて保険によるカバーをします。実施機関の職権により開始されるものではありません。給付を受けるには、その制度の加入者である被保険者の申請が中心となります。よって誤りです。

4:社会保険では、困窮の事実に基づいた給付は行われません。疾病や怪我、失業、介護などの保険給付の事由に基づいて給付が行われます。よって誤りです。
原因のいかんを問わず困窮の事実に基づいて給付が行われるのは、公的扶助(生活保護)です。

5:公的扶助(生活保護)は、保険料の拠出を給付の前提条件とはしません。よって誤りです。
公的扶助(生活保護)は、何も拠出することなく原因のいかんも問われず、困窮の事実に基づいて必要に応じた給付が行われます。保険料の拠出を給付の前提条件とするのは社会保険です。

付箋メモを残すことが出来ます。
4
正解は2です。

1.公的扶助は救貧的な機能をもちます。一方、社会保険は防貧的な機能をもちます。

2.公的扶助は個別の必要に応じて給付が行われます。(必要即応の原則)

3.社会保険の給付は、被保険者による申請が中心となります。

4.社会保険では、困窮の事実を問わず、原因に基づいて給付が行われます。

5.公的扶助の給付の前提条件に保険料の拠出はありません。保険料の拠出が前提条件となるのは社会保険です。

0

公的扶助と社会保険の比較問題です。

公的扶助を生活保護と置き換えれば、解きやすくなると思います。

1× 防貧の機能を持つのは社会保険」です。

2〇 正しいです。

3× 社会保険の給付は保険者によって支給が行われます。

4× 社会保険は、困窮の事実に関係なく誰もが対象になりえる制度です。

5× 公的扶助ではなく、「社会保険」の説明です。

0
正解は2です。

社会保険は、保険に加入することにより、もし生活が困難となった場合に、生活の安定を図ることを目的としている制度です。

公的扶助は、生活に困窮する人々に対して最低限度の生活を保障していくことを目的としている制度です。


1→公的扶助は救貧的な機能をもちます。社会保険が防貧的な機能をもちます。

救貧は、現に貧困にある者を救済する制度です。防貧は、人々が貧困に陥らないようにその原因に備える制度のことをいいます。

2→公的扶助は個別の必要に応じて給付を行います。

3→社会保険の給付は、被保険者の申請によって開始されることが主です。

4→社会保険では原因に基づいて給付が行われます。

5→公的扶助において、保険料の拠出は給付の前提条件ではないです。


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