精神保健福祉士の過去問
第19回(平成28年度)
精神疾患とその治療 問3

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第19回(平成28年度) 精神保健福祉士国家試験 精神疾患とその治療 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、ICD-10に基づく「神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害(F4)」に含まれる疾患として、正しいものを1つ選びなさい。
  • チック障害
  • 適応障害
  • 双極性感情障害
  • 統合失調症
  • 血管性認知症

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

1.チック障害は、「小児<児童>期及び青年期に通常発症する行動及び情緒の障害(F9)」の「チック障害(F95)」に含まれます。

2.適応障害は、「神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害(F4)」の「重度ストレスへの反応及び適応障害(F43)」に含まれます。

3.双極性感情障害は、「気分[感情]障害(F3)」の「双極性感情障害<躁うつ病>(F31)」に含まれます。

4.統合失調症は、「統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害(F2)」の「統合失調症(F20)」に含まれます。

5.血管性認知症は、「症状性を含む器質性精神障害(F0)」の「血管性認知症(F01)」に含まれます。

参考になった数74

02

正解は2になります。
ICD-10に基づく「神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害(F4)」には適応障害が含まれています。その他、不安障害、パニック障害、強迫性障害なども分類されています。

1 チック障害はICD-10において「小児期及び青年期に通常発症する行動及び情緒の障害(F9)」に含まれています。その他には、注意欠陥多動性障害(ADHD)やドゥ・ラ・トゥレット症候群などが分類されています。

3 双極性感情障害は、ICD-10において「気分(感情)障害(F3)」に含まれています。反復性うつ病性障害や持続性気分(感情)障害などもこちらに分類されています。

4 統合失調症は、ICD-10において「統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害(F2)」に含まれています。

5 血管性認知症は、ICD-10において「症状性を含む器質性精神障害(F0)」に含まれています。

参考になった数14

03

1、チック症は、F90番台の、小児<児童>期及び青年期に通常発症する行動及び情緒の障害のうち、F95に該当します。

2、適応障害は、F40番台の神経症性障害,ストレス関連障害及び身体表現性障害のうち、F43に該当します。

3、双極性障害は、F30番台の気分[感情]障害のうち、F31に該当します。

4、統合失調症は、F20番台の統合失調症,統合失調症型障害及び妄想性障害のうち、F21に該当します。

5 血管性認知症は、F00番台の症状性を含む器質性精神障害のうち、F01に該当します。

以上から、正解は2です。

参考になった数4