精神保健福祉士の過去問
第19回(平成28年度)
精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問48
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第19回(平成28年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問48 (訂正依頼・報告はこちら)
社会資源に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- インフォーマルよりフォーマルな社会資源を優先する。
- 物的より人的な社会資源を重視する。
- 精神保健福祉士自身を社会資源として利用する。
- 利用者自身が持つ能力や意欲を社会資源として活用する。
- 精神保健福祉士が決定した社会資源を使用する。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
1.インフォーマルな社会資源もフォーマルな社会資源も、必要性に応じて利用します。どちらかを優先するということはありません。
2.物的な社会資源も人的な社会資源も、必要性に応じて利用します。どちらかを重視するということはありません。
3.精神保健福祉士自身も、利用者にとっては社会資源です。
4.利用者自身が持つ能力や意欲は社会資源ではありません。
5.社会資源は、精神保健福祉士ではなく、利用者が決定したものを使用します。
参考になった数33
この解説の修正を提案する
02
×1 . フォーマルな社会資源は行政機関や障害福祉サービス事業所等が提供するもので、インフォーマルな資源とは、友人・家族・地域などで提供されるものです。状況によってそれらを組み合わせて支援します。
×2 . 物的資源、また人的な社会資源などいろいろあります。精神保健福祉士は、状況により、総合的に判断して提供します。
〇3 . 人的な社会資源とは、当事者、住民、ボランティア、医師、保健師、ケースワーカーなどさまざまです。精神保健福祉士自身を社会資源の一部であることを自覚し、自分が出来ること出来ないことを吟味しながら、支援します。
×4 . 利用者自身が持つ能力や意欲は、もちろん大切な資源です。しかし、一般的に社会資源の活用という場合、当事者自身ではなく、本人を取りまく環境の中から利用しうるものを指しているようです。
×5 . 精神保健福祉士は、当事者の意思を尊重し、ともにどの社会資源を活用していくかを考えていきます。精神保健福祉士が一方的に決定するものではありません。
参考になった数15
この解説の修正を提案する
03
社会資源に関する問題です。
不適切です
社会資源を活用する際は、インフォーマル・フォーマルにこだわるのではなく、クライエントにとって必要な社会資源を活用できるよう調整する必要があります。
不適切です。
選択肢1と同様、物的な社会資源、人的な社会資源にこだわらずクライエントにとって必要な社会資源を活用できるよう調整する必要があります。
適切な内容です。
社会資源とは、クライエントのニーズを充足するために利用、活用される人やモノ、制度などの事を言います。
精神保健福祉士自身も、クライエントのニーズを充足する上で必要な存在であれば、人的な社会資源として活用する事が可能です。
不適切です。
社会資源はクライエントを取り巻く環境に存在する人的、物的な資源等の事を指します。そのため、クライエント自身は社会資源に含まれません。
不適切です。
クライエントのニーズ確認を行った上で、必要な社会資源をクライエント自身が選択できるようにする事が精神保健福祉士の役割となります。
クライエントが活用する社会資源を精神保健福祉士が決定してしまう事は適切な支援とは言えません。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問47)へ
第19回(平成28年度)問題一覧
次の問題(問49)へ