精神保健福祉士の過去問
第20回(平成29年度)
障害者に対する支援と障害者自立支援制度 問56

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問題

第20回(平成29年度) 精神保健福祉士国家試験 障害者に対する支援と障害者自立支援制度 問56 (訂正依頼・報告はこちら)

障害者スポーツに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • スペシャルオリンピックスは、オリンピックの直後に当該開催地で行われる。
  • パラリンピックは、イギリスの病院での脊髄損傷者が参加する競技会の開催がきっかけとなった。
  • デフリンピックは、知的障害者による国際スポーツ大会として誕生した。
  • ゆうあいピックは、全国障害者スポーツ大会から独立して誕生した。
  • フェスピック競技大会は、発達障害者を対象に展開された。

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この過去問の解説 (3件)

01

×1 . スペシャルオリンピックスは、知的障害者のスポーツの大会です。オリンピックのない年に夏冬に開催されるものの他、世界各地で行われているので、複数形のオリンピックスと名付けられています。

〇2 . パラリンピックは、イギリスの病院での脊髄損傷者が参加する競技会の開催がきっかけとなった障害者のためのスポーツの祭典です。

×3 . デフリンピックは、聴覚障害者のための国際スポーツ大会です。デフ(deaf)は聴覚障害を意味します。

×4 . ゆうあいピックは、1992年から2000年まで行われていた全国知的障害者スポーツ大会の愛称で、全国障害者スポーツ大会に併合されました。

×5 . フェスピック (FESPIC Games) はアジアおよび太平洋地域の障害者スポーツの総合競技大会です。1975年から2006年までに9回開催されました。

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02

正解は2になります。
パラリンピックはイギリスの病院で、脊髄損傷者がリハビリテーションの一環として参加した競技会の開催がきっかけとなった大会です。

1 スペシャルオリンピックスは知的障害のある人たちのスポーツを通じた社会参加を応援する目的で開催されている国際的なスポーツの大会です。

3 デフリンピックは、知的障害者ではなく、4年に1度世界で行われる聴覚障害者のためのスポーツ競技大会です。

4 ゆうあいピックは、1992年から2000年まで開催された全国知的障害者スポーツ大会の愛称です。

5 フェスピックは、発達障害者を対象として展開された大会ではなく、アジアや太平洋地域の障害者スポーツの総合競技大会です。

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03

正解は2です。

1→スペシャルオリンピックスは、知的障害者による国際スポーツ大会のことをいいます。

2→パラリンピックは、イギリスの病院での脊髄損傷者が参加する競技会の開催がきっかけです。

3→デフリンピックは、4年に1度開催される、聴覚障害者のための総合スポーツ競技大会のことをいいます。

4→ゆうあいピックは、全国知的障害者スポーツ大会の愛称です。

5→フェスピック は、アジアおよび太平洋地域の障害者スポーツの総合競技大会のことをいいます。

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