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精神保健福祉士の過去問 第20回(平成29年度) 精神保健の課題と支援 問102

問題

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DALY( 障害調整生命年 )に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
   1 .
平均寿命と健康寿命( 日常生活に制限のない期間の平均 )の差から求める。
   2 .
疾患の有病率とジニ係数から求める。
   3 .
患者と家族の疾患による経済的損失を合計して求める。
   4 .
有病率と集団の調査対象者全員の数の積から求める。
   5 .
疾患による損失生存年数と障害生存年数を合計して求める。
( 第20回(平成29年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健の課題と支援 問102 )
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この過去問の解説 (3件)

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正答は「5」です。

1. 健康寿命とは、病気や障害により日常生活が制限されることなく送れる期間を表します。平均寿命と健康寿命との差の年数は医療や介護が必要となる期間なので、健康寿命の伸長とともに、平均寿命との差をなくすことが重要と考えられています。

2. ジニ係数とは所得格差を表す指標で、0から1の数字で表され、1に近づくほど不平等が大きいことになります。

3. 患者と家族の疾患による経済的損失は考慮すべき重要な事項ですが、DALYは経済的損失ではなく失われる年数を指します。

4. 有病率と集団の調査対象者全員の数の積で求められるのは、有病者数です。

5. 正解です。DALYは、病気や障害、早死によって失われた年数を意味する数値で、ハーバード大学によって開発され、2000年にWHOが採用しました。

付箋メモを残すことが出来ます。
14
正解は5です。

DALYは、疾患による損失生存年数と障害生存年数を合計して求めます。

11
正答【5】

障害調整生命年(Disability-adjusted life-years, DALY)は1990年代にハーバード大学のクリストファー・マーレーらが開発した、障害の程度や障害を有する期間を加味することによって調整した生存年数のことです。

1.誤答 
平均寿命と健康寿命の差から求められるのは、日常生活に制限のある期間(不健康な期間)になります。

2.誤答 
有病率とは、病気を有している人の割合です。有病率はある一時点での疾病の頻度を示し、単位人口10万人当たりの割合で表すことが多いです。
また、ジニ係数とは社会における所得分配の平等・不平等を図る指標です。

3.誤答
DALY( 障害調整生命年 )には、経済的損失は含まれません。障害発生数と死亡率、障害発生時の年齢または死亡時の年齢、障害罹患期間、障害の程度によって規定されます。

4.誤答
有病率の算出方法です。ある時点における疾病を有する人の人数を集団調査対象の人数で割ることによって算出できます。

5.正答
DALY( 障害調整生命年 )は、早死にすることで失われた年数「YLL(損失生存年数)」と障害を有することによって失われた年数「YLD(障害生存年数)」の合計で求められます。

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