精神保健福祉士の過去問
第20回(平成29年度)
精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問119

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問題

第20回(平成29年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問119 (訂正依頼・報告はこちら)

諸外国の精神保健福祉に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 韓国では、入院医療・入所施設中心から地域ケア中心に転換したことにより、精神療養施設を廃止した。
  • イタリアでは、ケアプログラムアプローチ( CPA )により、精神障害者への医療サービスと福祉サービスを計画している。
  • イギリスでは、法律180号( 1978年 )制定後、単科精神病院への新規入院を禁じた。
  • アメリカでは、入院回避のためのショートステイ施設として、ベンチャー( Venture )を用いている。
  • カナダでは、政府が発表した『闇からの脱出』の中で、精神障害者を中心に位置づけたリカバリーシステムを目指すこととした。

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この過去問の解説 (3件)

01

正答は「5」です。

1. 韓国では精神保健法の改正により、保護入院による人権侵害の防止のための規制を行うなど、対策がされていますが、精神療養施設は廃止していません。

2. CPAにより精神障害者への医療と福祉のサービスを提供するシステムを導入したのはイギリスです。

3. 法律180号は、バザーリア法と呼ばれ、イタリアで制定されました。

4. ベンチャーを導入しているのはカナダです。カナダではその他に女性のための宿泊施設であるビスタを導入しています。

5. 正解です。

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02

正解は5です。

1.韓国では、精神療養施設は廃止されていません。

2.ケアプログラムアプローチにより、精神障害者への医療サービスと福祉サービスを計画しているのは、イギリスです。

3.法律180号制定後、単科精神病院への新規入院を禁じたのはイタリアです。

4.入院回避のためのショートステイ施設として、ベンチャーを用いているのは、カナダです。

5.カナダでは、政府が発表した『闇からの脱出』の中で、精神障害者を中心に位置づけたリカバリーシステムを目指すこととしました。

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03

正解は、 です。

1 韓国では精神保健法の制定・改正により、精神疾患者を地域社会で暮らすことができるよう転換していますが、精神療養施設は廃止していません。

2 イタリアではなく、イギリスが正解です。

3 イギリスではなく、イタリアが正解です。

4 アメリカではなく、カナダが正解です。


5 記述の通りです。

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