精神保健福祉士の過去問
第21回(平成30年度)
人体の構造と機能及び疾病 問2

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問題

第21回(平成30年度) 精神保健福祉士国家試験 人体の構造と機能及び疾病 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

人体の各器官の構造と機能に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 副交感神経は、消化管の運動を亢進する。
  • 脳幹は、上部から延髄・中脳・橋の順で並んでいる。
  • 大脳の側頭葉は、視覚に関わる。
  • 脊髄神経は、中枢神経である。
  • 三半規管は、外耳と中耳の境目に位置する。

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この過去問の解説 (3件)

01

1:○
問題文の通りです。

2:×
脳幹は上部から
中脳、橋、延髄の順に並んでいるため不適となります。

3:×
大脳の側頭葉は聴覚に関わるため、不適となります。
視覚に関わるのは側頭葉ではなく後頭葉です。

4:×
脊髄神経は脊髄から伸びる末梢神経のことであるため不適です。
中枢神経に該当するのは脳と脊髄のみです。

5:×
外耳と中耳の間にあるのは鼓膜であるため不適となります。
三半規管は内耳に位置しています。

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02

1.〇 
副交感神経は自律神経の一つで、体内の環境を整える神経です。副交感神経は消化管の動きを亢進し、腸のぜん動運動を促します。副交感神経が乱れると腸の動きが悪くなり便秘を引き起こすと言われています。

2.× 
脳幹は中枢神経を構成する器官のことであり、呼吸・循環・意識など生命維持において大切な役割をしています。上から、中脳・橋・延髄の順で構成されています。

3.×
大脳の側頭葉は言語・聴覚・記憶に関わっています。

4.×
人間の神経は大きく中枢神経(末梢神経から伝達された情報をまとめる神経)と末梢神経(中枢神経と身体全体の情報伝達を行う神経)に分かれています。脊髄神経は末梢神経のうち脊髄から分かれているものなので、設問では「脊髄神経は末梢神経である」が正解です。

5.×
三半規管は身体のバランスをとる役目をしており、内耳の中にあります。

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03

副交感神経は心身を鎮静することで、活発化を促す自律神経の1つです。
心拍数を減らす、消化管の運動を亢進させる機能があります。

2 脳幹は上から中脳、橋、延髄の順になります。

3 側頭葉は聴覚や記憶に関わっています。

4 脊髄神経は末梢神経の一部です。

5 三半規管は内耳にあり、聴覚や平衡感覚に関係します。

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