精神保健福祉士の過去問
第21回(平成30年度)
人体の構造と機能及び疾病 問3
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問題
第21回(平成30年度) 精神保健福祉士国家試験 人体の構造と機能及び疾病 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
国際生活機能分類(ICF)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 生活機能とは、心身機能、身体構造及び活動の三つから構成される。
- 活動は、能力と実行状況で評価される。
- 活動とは、生活や人生場面への関わりのことである。
- 個人因子には、促進因子と阻害因子がある。
- 参加制約とは、個人が活動を行うときに生じる難しさのことである。
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この過去問の解説 (3件)
01
生活機能は
「心身機能・身体構造」「活動」「参加」の三つから構成されるため不適となります。
2:○
問題文の通りです。
3:×
生活や人生場面への関わりについての項目は
活動ではなく、参加です。
4:×
促進因子と阻害因子という考え方を取り入れているのは
環境因子であるため不適となります。
5:×
参加制約とは、個人が参加(=生活や人生場面へ関わる)の際に感じる問題のことであるため、不適となります。
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02
1.×
人間の生活機能は3つに分類され、心身機能・身体機能、活動、参加に分類されます。
2.〇
活動は、対象者の能力と実行状況で評価されます。活動のレベルを上げるにはどのようなものが必要か(例えば福祉用具の活用など)を考え実行し、評価が行われます。
3.×
活動とは、生きていくために役立つ様々な行為のことです。例えば、食事、入浴、買い物など、家庭生活をする上で必要な動作のことを意味します。
4.×
促進因子と阻害因子は『環境因子』の中に分類されます。環境因子とは生活をしていく上での物的な環境や社会的環境、社会的な環境を構成する因子のことです。促進因子と阻害因子は、その人にとってその環境がプラス(促進)かマイナス(阻害)かを意味します。
(例えば点字ブロックは視覚障がい者にとっては促進因子ですが、車椅子を利用する人にとっては阻害因子になります。)
5.×
設問は『活動制限』について書いています。
参加制約とは社会生活への参加、社会的評価が保障されていない状態のことです。
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03
1 生活機能は「心身機能・身体構造」「活動」「参加」の3つから構成されています。
3 生活・人生場面への関わりは「参加」に分類されます。
4 促進因子と阻害因子があるのは、「環境因子」です。
5 個人が活動を行うときに生じる難しさのことを「活動制限」と呼びます。
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