精神保健福祉士の過去問
第21回（平成30年度）
心理学理論と心理的支援 問8
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問題
第21回（平成30年度） 精神保健福祉士国家試験 心理学理論と心理的支援 問8 （訂正依頼・報告はこちら）
次の記述のうち、内発的動機づけによる行動として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 観衆から拍手を受けることが楽しくて、駅前での演奏活動を毎週続けた。
- おこづかいをもらえることが嬉しくて、玄関の掃除を毎日行った。
- 出席するたびにシールをもらえることが楽しくて、ラジオ体操に毎朝通った。
- 絵を描くことが楽しくて、時間を忘れて取り組んだ。
- 成功すれば課長に昇進できると言われ、熱心に仕事に取り組んだ。
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この過去問の解説 （3件）
01
2.× おこづかいがもらえるという外からの刺激を受けているので、外発的動機付けです。
3.× シールが貰えるという楽しさからくる外発的動機付けです。
4.〇 絵を描くことに夢中になるという、自分がその行為が好きで時間を忘れたということなので、内発的動機付けに当てはまります。
5.× 成功すれば昇進するという外からの刺激をうけているので、外発的動機付けです。
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02
外部からの報酬を、行動を行う動機にすることを外発的動機づけと言います。
対して、その行動をやりたいからやる、というのが内発的動機づけになります。
１、２、３、５は行動を行う目的が外部からの報酬であるため、外発的動機づけによる行動となり、不適となります。
４は自分がやりたくてその行動を行っているため、内発的動機づけの例として適当です。
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03
損得勘定がモチベーションとなる外発的動機づけと見分けて、
正答を導きましょう。
１× 観衆から拍手を受けるのは、外発的動機づけです。
２× おこづかいなど金銭を得るのは、外発的動機づけです。
３× シールをもらうことは、外発的動機づけです。
４○ 絵を描くこと自体が楽しいのは、内発的動機づけです。
５× 課長に昇進できるのは、外発的動機づけです。
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