精神保健福祉士の過去問
第21回(平成30年度)
心理学理論と心理的支援 問10
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問題
第21回(平成30年度) 精神保健福祉士国家試験 心理学理論と心理的支援 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
記憶に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 手続き記憶とは、覚えた数個の数字を逆唱するときに用いられる記憶である。
- 感覚記憶とは、自転車に乗ったり楽器を演奏したりするときの技能に関する記憶である。
- 展望的記憶とは、「いつ」、「どこで」、「何をしたか」というような、個人の経験に関する記憶である。
- エピソード記憶とは、「明日の3時に友人と会う」というような、将来の予定や約束に関する記憶である。
- 意味記憶とは、「日本の都道府県の数は47である」というような、一般的な知識に関する記憶である。
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この過去問の解説 (3件)
01
手続き記憶とは、自転車の乗り方や泳ぎ方など、一度覚えたら体が覚えている記憶のことをいいます。
2.×
感覚記憶とは、一瞬目に入るものの記憶に残ることはなくすぐに忘れてしまうことをいいます。
3.×
展望的記憶とは、まだ経験していない未来に対する記憶のことを意味します。例えば、料理をしていて後で火を消す、牛乳を買いに行くなどです。
4.×
エピソード記憶とは、個人が経験した出来事に関する記憶のことです。いつ・どこで・何をした、その時の感情などを含めて記憶されます。
5.〇
意味記憶とは、言葉や数字など一般的な知識を記憶することです。体験ではなく学習から得られたものは、意味記憶となります。
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02
1× 手続き記憶ではなく、感覚記憶についての説明です。
2× 感覚記憶ではなく、手続き記憶の説明です。
3× 展望的記憶ではなく、エピソード記憶の説明です。
4× エピソード記憶ではなく、展望的記憶の説明です。
5○ 意味記憶は文字や数字などの一般常識に関係する記憶になります。
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03
問題文は作動記憶の説明であるため、不適となります。
2:×
問題文は手続き記憶の説明であるため、不適となります。
3:×
問題文はエピソード記憶の説明であるため、不適となります。
4:×
問題文は展望的記憶の説明であるため、不適となります。
5:○
問題文の通りです。
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