精神保健福祉士の過去問
第21回(平成30年度)
精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問126
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問題
第21回(平成30年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問126 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、相談援助のプランニング段階の説明として、正しいものを1つ選びなさい。
- 援助終了後の変化を定期的に確認し、必要に応じて援助を再開する。
- 提供されているサービスの状況を確認しながら、課題達成度を把握する。
- サービスの提供について、関係者が個々の役割を担い援助する。
- ニーズを充足するための様々な社会資源を検討し、それらの活用を考える。
- クライエントのニーズ充足度や効果を客観的に精査する。
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この過去問の解説 (3件)
01
一般的に相談援助の段階は、インテーク(受理面接)→アセスメント(事前評価)→プランニング(計画)→インターベンション(支援実施)→モニタリング(経過観察)→エバリュエーション(事後評価)→ターミネーション(終結)の順番に展開されます。
1.選択肢は、支援終了後のアフターケアに関する記述です。
2.選択肢は、モニタリングに関する記述です。
3.選択肢は、インターベーションに関する記述です。
4.選択肢は、プランニングに関する記述です。
5.選択肢は、エバリュエーションに関する記述です。
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02
相談援助におけるプランニング段階は、アセスメント段階をふまえ、援助計画及び援助目標を策定していく段階であり、利用者の課題に対応したフォーマルまたインフォーマルな社会的資源を活用した具体的な支援方法を検討します。
相談援助の段階は一般に、インテーク→アセスメント→プランニング→インターベンション(介入)→モニタリング→エバリュエーション(事後評価)→終結 と進みます。
1. このように、援助終了後の変化を定期的に確認し、必要に応じて援助を再開することを、再査定(リ・アセスメント)といいます。
2. これは相談援助における、「モニタリングの段階」を指します。
3. これは相談援助における、「インターベンション(介入)の段階」を指します。
5. これは相談援助における、「エバリュエーション(事後評価)の段階」を指します。
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03
正解は、4 です。
問題では、「プランニング段階」について問われています。プランニングとは、当事者がサービス利用ができるように計画を立てることです。そこを意識して解答するようにしましょう。
1 「援助終了後」とありますので、不適切です。
2 既にサービスが提供されている状況ですので、不適切です。
3 「インターベンション」は「介入」を意味し、プランニングの後に行われますので、不適切です。
4 プランニング段階として、適切です。
5 ニーズ充足度や効果は、既にサービスが提供された後に精査しますので、不適切です。
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