精神保健福祉士の過去問
第21回(平成30年度)
精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問128
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問題
第21回(平成30年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問128 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、グループワークの作業期における精神保健福祉士の関わりとして、正しいものを1つ選びなさい。
- メンバーのニーズを把握して計画を立てる。
- グループ内でのルールをメンバーと決める。
- 個々のメンバーと波長合わせを行う。
- グループ内に形成されたサブグループを活用する。
- グループ目標の達成度をメンバーと評価する。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.グループワークの準備期における内容です。準備期は、計画を立案する段階です。
2.グループワークの開始期における内容です。
開始期は、グループワークを進めるための共通基盤形成の時期であり、ルール作りは共通基盤形成のひとつの手段といえます。
3.波長合わせとは、ワーカーがグループワークの準備期において、メンバーの状況を把握し、起こりうる事態や感情を予測し、対応の準備をしておくことです。波長合わせは予備的感情移入ともいわれます。
4.作業期における関わりのひとつです。サブグループがグループ全体にどのような影響を及ぼしているかを考慮しながら、サブグループを活用します。
5.終結期における内容です。グループワークで得られた成果や今後の課題を振り返ります。
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02
グループワークの過程は、準備期→開始期→作業期→終結期 と進みます。作業期は生活課題の解決を図る時期となり、問題解決にはサブグループの活用も行います。
1. これは、一般に準備期での関わりになります。準備期には目標設定や具体的な計画作成を行います。
2. これは、一般に開始期での関わりになります。開始期にはメンバーと共に、グループの枠組みについて確認し、関係性を構築します。
3. これは、一般に準備期での関わりになります。準備期では、目標設定や具体的な計画作成に加えて、参加予定のメンバーを把握することにより対応の準備も行います。
5. これは、一般に終結期での関わりになります。終結期ではメンバー全体や各個人と、グループワークの振り返りや評価を行います。
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03
正解は、4 です。
1 記述は、準備期の段階です。
2 記述は、開始期の段階です。
3 波長合わせは、最初の時点で行うことが大切です。そのため、準備期の段階と言えます。
4 作業期では、ある程度グループ内での関係が深まったり、主体性も生じてきたりなどしている時期ですので、サブグループを活用して課題解決などを行なっていくことは適切です。
5 記述は、終結期の段階です。
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