精神保健福祉士の過去問
第22回(令和元年度)
精神疾患とその治療 問93

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問題

第22回(令和元年度) 精神保健福祉士国家試験 精神疾患とその治療 問93 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち、医療保護入院を検討すべき要件として、適切なものを1つ選びなさい。
  • 本人が入院に同意する場合
  • 本人が身体的虐待を受けている場合
  • 本人に精神疾患に対する病識がなく、入院治療の必要性を理解できない場合
  • 医療や保護に急速を要し、家族等の同意を得ることができない場合
  • 自身を傷つけ又は他人に害を及ぼすおそれがある場合

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は3です。

1→本人が入院に同意する場合は「任意入院」となります。

2→身体的虐待を受けている場合は、まず安全確保を最優先に対応していきます。

3→入院の同意を得ることが難しいため、任意入院を行える状況でない場合は「医療保護入院」を検討します。

4→医療や保護に急速を要し、家族等の同意を得ることができない場合は「応急入院」を検討します。

5→自身を傷つけ又は他人に害を及ぼすおそれがある場合は「措置入院」を検討します。

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02

正解は3です。

1 .本人が入院に同意する場合は、任意入院です。

2 .本人が身体的虐待を受けている場合、怪我など身体的なものだけであれば、精神科の医療保護入院ではなく、身体科の入院になります。もし、精神症状が顕著に現れ、強制入院が必要であったり、入院を拒否するなど同意がとれない場合は医療保護入院の要検討となります。

3 .病識がなく、入院治療の必要性を理解できない場合 は医療保護入院になります。

4 .医療や保護に急速を要し、家族等の同意を得ることができない場合 は応急入院になります。

5 .自身を傷つけ又は他人に害を及ぼすおそれがある場合は、措置入院になります。

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