精神保健福祉士の過去問
第22回(令和元年度)
精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問130

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問題

第22回(令和元年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問130 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、精神障害者支援におけるアドヒアランスに関する記述として、正しいものを1つ選びなさい。
  • 患者が専門職からの指示を遵守することをいう。
  • 患者が積極的に治療方針の決定に参加し、主体となって治療を受けることをいう。
  • 専門職が本人のために最善と思われる方針を決定することをいう。
  • 支援者が権利を侵害されやすい利用者に代わり、権利を表明することをいう。
  • 利用者が担当者以外の専門的知識を有する第三者に意見を求めることをいう。

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この過去問の解説 (3件)

01

 アドヒアランスとは、患者が自ら積極的に治療の選択に参加し、その必要性を理解したうえで治療を継続する姿勢のことであるため、選択肢2が正解となります。

1.×
 患者が専門職からの指示を遵守することを、「コンプライアンス(従順)」といいます。

2.○
 患者が積極的に治療方針の決定に参加し、主体となって治療を受けることを、「アドヒアランス(服薬遵守)」といいます。

3.×
 専門職が本人のために最善と思われる方針を決定することを、「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」といいます。

4.×
 支援者が権利を侵害されやすい利用者に代わり、権利を表明することを、「アドボカシー(権利擁護)」といいます。

5.×
 利用者が担当者以外の専門的知識を有する第三者に意見を求めることを、「セカンドオピニオン」といいます。

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02

正解は2です。

アドヒアランスとは、患者が積極的に治療方針の決定に参加し、その決定に従って治療を受けることを意味します。

1→患者が専門職からの指示を遵守することは、「コンプライアンス」といいます。

2→ 患者が積極的に治療方針の決定に参加し、主体となって治療を受けることを「アドヒアランス」といいます。

3→専門職が本人のために最善と思われる方針を決定することを「アドバンス・ケア・プランニング」といいます。

4→支援者が権利を侵害されやすい利用者に代わり、権利を表明することを「アドボカシー」といいます。

5→ 利用者が担当者以外の専門的知識を有する第三者に意見を求めることを「セカンドオピニオン」といいます。

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03

正解は、 です。

1 「コンプライアンス」の説明と思われますが、コンプライアンスは「法令遵守」を意味し、医療の現場よりも企業など組織内で使われることが多い用語です。

2 適切です。

3 不適切です。

4 「権利擁護(アドボカシー)」の説明です。

5 「セカンドオピニオン」の説明です。

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