精神保健福祉士の過去問
第23回(令和2年度)
精神疾患とその治療 問86
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問題
第23回(令和2年度) 精神保健福祉士国家試験 精神疾患とその治療 問86 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、境界性パーソナリティ障害の特徴として、適切なものを1つ選びなさい。
- 良心の呵責(かしゃく)の欠如
- 自分が重要であるという誇大な感覚
- 他人の感情への冷淡で無関心な行動
- 疑い深く、人に恨みを持ち続ける傾向
- 見捨てられることを避けようとするなりふり構わない努力
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この過去問の解説 (3件)
01
1、不適切です。良心の呵責の欠如は「反社会性パーソナリティ障害(ASPD)」の特徴です。
2、不適切です。自分が重要であるという誇大な感覚は「自己愛性パーソナリティ障害」の特徴です。
3、不適切です。他人の感情への冷淡で無関心な行動は「統合失調質パーソナリティ障害」の特徴です。
4、不適切です。疑い深く、人に恨みを持ち続ける傾向は「妄想性パーソナリティ障害」の特徴です。
5、適切な内容です。境界性パーソナリティ患者は、他者から見捨てられる事を極端に恐れ、それを避けるために過度な努力をする事が特徴です。また、他者との距離感の取り方が分からず不安定な人間関係しか築けないなどの特徴も見られます。
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02
正解は、5 です。
1 不適切です。記述内容は、「反社会性パーソナリティ障害(ASPD)」についてです。
2 不適切です。記述内容は、「自己愛性パーソナリティ障害(NPD)」についてです。
3 不適切です。記述内容は、「統合失調質パーソナリティ障害(STPD)」についてです。
4 不適切です。記述内容は、「妄想性パーソナリティ障害(PPD)」についてです。
5 適切です。「境界性パーソナリティ障害」では、人間関係を築くことが難しいという特徴があります。
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03
正解は、 5 です。
1.×
選択肢は、反社会性パーソナリティ障害の特徴です。
2.×
選択肢は、自己愛性パーソナリティ障害の特徴です。
3.×
選択肢は、統合失調質パーソナリティ障害の特徴です。
4.×
選択肢は、猜疑性パーソナリティ障害、妄想性パーソナリティ障害の特徴です。
5.〇
選択肢は、境界性パーソナリティ障害の特徴です。
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