精神保健福祉士の過去問
第23回(令和2年度)
精神保健福祉に関する制度とサービス 問145
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問題
第23回(令和2年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健福祉に関する制度とサービス 問145 (訂正依頼・報告はこちら)
「医療観察法」に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
(注)「医療観察法」とは、「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」のことである。
(注)「医療観察法」とは、「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」のことである。
- 精神保健審判員は生活環境調査を実施する。
- 検察官からの申立てを受けた家庭裁判所は合議体を形成する。
- 通院医療の継続が必要な場合は、保護観察所の長が延長の申立てを行う。
- 地方裁判所は処遇の実施計画を作成する。
- 入院処遇における退院の決定は、保護観察所が行う。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.×です。生活環境調査を実施するのは、社会復帰調整官です。
2.×です。家庭裁判所ではなく、地方裁判所です。
3.○です。通院機関は原則3年とされており、裁判所の決定で2年を超えない範囲で延長をすることができます。
4.×です。処遇実施計画は保護観察所の長が指定通院医療機関の管理者並びに都道府県知事及び市町村長と協議の上、定める必要があります。
5.×です。裁判所が処遇終了の決定をします。
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02
正解は、 3 です。
1.適切ではありません。
生活環境調査を実施するのは、社会復帰調整官です。生活環境調査に加えて、生活環境調整や精神保健観察などを行います。
2.適切ではありません。
検察官から申立てを受けるのは地方裁判所です。地方裁判所が合議体を形成します。
3.適切です。
通院医療は原則3年です。通院医療の期間延長はできますが、地方裁判所の審判によって2年を限度に延長することができます。そのため最大通院期間は、5年になります。
4.適切ではありません。
処遇の実施計画を作成するのは、保護観察所の長です。
5.適切ではありません。
入院処遇における退院の決定は、地方裁判所の審判で決定されます。
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03
正解は、3 です。
1 不適切です。精神保健審判員ではなく、社会復帰調整官が実施します。
2 不適切です。家庭裁判所ではなく、地方裁判所です。
3 適切です。
4 不適切です。地方裁判所ではなく保護観察所が処遇の実施計画を作成します。
5 不適切です。保護観察所ではなく地方裁判所が行います。
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