精神保健福祉士の過去問
第24回(令和3年度)
人体の構造と機能及び疾病 問3
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問題
第24回(令和3年度) 精神保健福祉士国家試験 人体の構造と機能及び疾病 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
感染症に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- ノロウイルスの潜伏期間はおよそ14日である。
- インフルエンザは肺炎を合併することがある。
- 肺炎はレジオネラ菌によるものが最も多い。
- 疥癬(かいせん)の原因はノミである。
- 肺結核の主な感染経路は飛沫(ひまつ)感染である。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は 2 です。
1.ノロウイルスの潜伏期間は24~48時間です。
2.正解です。インフルエンザは肺炎を合併することがあります。
3.肺炎は肺炎球菌によるものが最も多いです。
4.疥癬の原因は疥癬虫(ヒセンダニ)です。
5.肺結核の主な感染経路は空気感染です。
※飛沫感染と空気感染はよく似ていますが、飛沫感染は水滴の状態、空気感染はその水滴が蒸発し粒子となった状態を吸い込むことで感染します。
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02
正解は、2 です。
1 不適切です。ノロウイルスの潜伏期間は、24~48時間と考えられています。
2 適切です。インフルエンザを発症すると細菌に感染しやすくなることから肺炎を合併することがあります。
3 不適切です。最も多いのは「肺炎球菌」によるものです。
4 不適切です。疥癬の原因はヒゼンダニという小さなダニです。
5 不適切です。結核は空気感染と飛沫核感染が主な感染経路です。
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03
本設問は、様々な感染症の感染経路や原因について問われる問題となっています。聞きなじみのある感染症が取り上げられており、一つひとつの病気について細かな部分を抑えておく事で正答に繋げる事が出来ます。
不適切です。ノロウイルスの潜伏期間は24~48時間であり、感染すると嘔吐や下痢等の症状が発生します。
適切な内容です。合併症として発症する肺炎は、特に高齢者では重症化しやすい症状であり注意が必要となります。また、幼児に多い合併症としては「インフルエンザ脳症」が挙げられます。
不適切です。肺炎(細菌性肺炎)は肺炎球菌が最も多く、次点としてインフルエンザ菌が原因として挙げられます。
不適切です。疥癬の原因となるのは「ヒゼンダニ」です。
不適切です。肺結核の主な感染経路は、咳やくしゃみなどをする事で、空気中に結核菌が飛び、それを吸い込む事で感染する「空気感染」です。
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