精神保健福祉士の過去問
第24回(令和3年度)
精神疾患とその治療 問91
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問題
第24回(令和3年度) 精神保健福祉士国家試験 精神疾患とその治療 問91 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、精神分析療法に最も関係の深い概念として、正しいものを1つ選びなさい。
- 自動思考
- 治療共同体
- 無意識
- あるがまま
- オペラント条件づけ
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は 3 です。
各選択肢については以下の通りです。
1.自動思考とは、物事や出来事をどのように捉えがちかという認知の「クセ」のことです。
認知行動療法に関連する概念です。
2.治療共同体とは、人と人との関わりを通して自分自身の問題に気付き、解決に向かうことを目的とした集団療法です。
集団精神療法に関連する概念です。
3.無意識とは、自覚されていないものの、自分自身の行動や感情、思考などに大きな影響を与える心の領域のことです。
精神分析療法に関連する概念です。
4.あるがままとは、森田療法に関連する概念です。
あるがままとは、不安や恐怖があってもそれを受け入れもちこたえながら目的達成に向けて努力することです。
5.オペラント条件づけとは、ある状況での自発的な行動であるオペラント行動に対して、報酬や罰となる刺激を与えることによってその行動頻度を変容させる手続きのことをいいます。
学習や、行動主義心理学に関連する概念です。
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02
1、✕ 自動思考は「認知行動療法」において深く関係する概念です。
2、✕ 治療共同体は「集団精神療法」において活用される概念です。
3、〇 適切な内容です。
4、✕ あるがままは、認知行動療法の一つである「森田療法」と関連が深い概念です。
5、✕ オペラント条件付けは「行動主義心理学」に関連する概念です。
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03
正解は、3 です。
1 不適切です。
自動思考は、認知行動療法に関係が深い概念です。
2 不適切です。
治療共同体は、集団精神療法に関係が深い概念です。
3 適切です。
無意識は、フロイトが発見しました。
4 不適切です。
あるがままは、森田療法に関係が深い概念です。
5 不適切です。
オペラント条件づけは、行動主義心理学に関係が深い概念です。
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