精神保健福祉士の過去問 第24回(令和3年度) 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問122
この過去問の解説 (3件)
1、適切な内容です。公認心理師は心理に関する支援を要する人に対して相談援助を行う専門家であり、選択肢の内容も業務に含まれています。
2、不適切です。薬剤師が薬を処方するためには、医師が発行した処方箋が必要となります。薬剤師の判断で睡眠導入剤の処方を行う事はできません。
3、不適切です。食事摂取カロリーが気になる患者に対して献立の作成を行うのは、管理栄養士が担う役割となります。
4、不適切です。選択肢の内容を行う専門職は「理学療法士」です。
5、不適切です。障害福祉サービスの利用を希望する患者に対して申請書の作成支援を行うのは、相談支援事業所の相談支援専門員などが行う役割となります。医師は障害支援区分を決定するための判定会に使用される意見書を作成する役割を担います。
正解は、 1 です。
1.適切です。
公認心理士は、唯一の心理職における国家資格であり、
業務内容には、相談援助の他に心理状態の観察及び結果分析も含まれます。
ストレス反応の評価を行い、場合によってはストレスの元となっている
認知の歪み(スキーム)の偏りの修正のため、心理アプローチをすることもあります。
2.適切ではありません。
睡眠導入剤の処方を行うのは、医師です。
薬剤師は医師から出された処方箋をもとに、薬の量や飲み合わせを確認の上、
調剤をします。
日本では、医療の高度化と共に医薬分業といった機能分化が進んでいます。
3.適切ではありません。
献立の作成を行うのは、管理栄養士です。
作業療法士は、様々な道具を使ったリハビリテーションを通して、
日常生活に必要な応用動作の回復をサポートします。
4.適切ではありません。
歩行機能の訓練を行うのは、理学療法士です。
介護支援専門員(ケアマネージャー)は、
ケアプランの作成や介護保険サービスの給付管理、
利用者とサービス事業者間の調整役を担います。
5.適切ではありません。
障害福祉サービス利用の申請書の作成を行うのは、
本人が自身による作成を行うことが難しい場合は、相談支援専門員が行います。
医師は、本人の病状を書いた診断書の作成を行います。
正解は、1 です。
1 適切です。
評価の他に助言や指導などの支援も行います。
2 不適切です。
処方を行うのは医師です。薬剤師は医師が処方した薬を調剤します。
3 不適切です。
記述内容は栄養士に関することです。
4 不適切です。
記述内容は、理学療法士に関することです。
5 不適切です。
医師は障害者手帳や障害者区分認定などサービス利用のための「医師の意見書や診断書」の作成を行いますが、申請書の作成は行いません。
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