精神保健福祉士の過去問 第24回(令和3年度) 精神障害者の生活支援システム 問158
この過去問の解説 (3件)
正解は、 5 です。
1 適切ではありません。
イタリアでは、法律第180号(通称バザーリア法)により、
精神科病院の新設、既にある精神科病院への新規入院及び再入院を禁止し、
精神科病院廃絶に尽力しました。
2 適切ではありません。
カナダでは、政府が発表した「闇からの脱出」の中で、
精神障害者を中心に位置づけたリカバリーシステムを目指すこととした。
3 適切ではありません。
クラブハウスモデルの原点は、ニューヨークにある「ファウンテンハウス」です。
4 適切ではありません。
アンチスティグマプログラムとして「open the door」が発案されたのは、
スイスが起源です。
5 適切です。
韓国では、1995年に「精神保健法」が制定され、精神保健専門要員を配置しました。
なお、日本語に翻訳するときの違いで、「精神保健専門要員」は「精神健康専門要員」と呼ばれることもあります。
1、不適切です。選択肢の内容はイタリアで1978年に制定された者です。世界で初めて精神科病院の廃絶について定めたものであり、通称「バザーリア法」と呼ばれています。
2、不適切です。「ついに闇からの脱出」が発表されたのはカナダです。
3、不適切です。クラブハウスモデルはアメリカのニューヨークで始まった精神障害者同士の自発的な意思に基づく相互支援活動を起源としています。
4、不適切です。アンチスティグマプログラムとして「Open the Door」を発案したのはスイスです。
5、適切な内容です。
正解は、5 です。
1 不適切です。
アメリカではなく、イタリアで1978年に制定されました。
2 不適切です。
イタリアではなく、カナダで発表されています。
3 不適切です。
ニュージーランドではなく、アメリカです。
4 不適切です。
「Open the Door」は、世界精神医学会が展開しました。
5 適切です。
記述の通りです。
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