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精神保健福祉士の過去問 第25回(令和4年度) 精神保健の課題と支援 問6

問題

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N県で大規模災害が発生したことから、P県に勤務するC精神保健福祉士に対し、その担当部署より被災地支援チームの一員として参加するよう要請がなされた。当該支援チームの主な活動内容は、急性期の精神科医療ニーズへの対応、精神保健医療ニーズの把握、他の保健医療体制との連携、専門性の高い精神科医療の提供と精神保健活動の支援である。C精神保健福祉士は国が認めた専門的な研修・訓練も受け、同チームの構成メンバーとして登録されている。
次のうち、このチームの名称として、正しいものを1つ選びなさい。
   1 .
DHEAT
   2 .
DMAT
   3 .
DPAT
   4 .
DWAT
   5 .
JMAT
( 第25回(令和4年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健の課題と支援 問6 )
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この過去問の解説 (3件)

8

自然災害、犯罪事件、事故等の集団災害が発生した場合、被災地域の精神保健医療機能が一時的に低下し、さらにストレス等により新たに精神的問題が生じます。このような災害等の場合には、被災地域の精神保健医療ニーズの把握、他の保健医療体制との連携、各種関係機関等とのマネージメント、専門性の高い精神科医療の提供と精神保健活動の支援が必要であるとされます。C精神保健福祉士は、こうしたニーズに対応するために組織されるチームのメンバーです。

選択肢1. DHEAT

正しくありません。DHEAT(Disaster Health Emergency Assistance Team)とは災害時健康危機管理支援チームをいいます。

選択肢2. DMAT

適切ではありません。DMAT(Disaster Medical Assistance Team)とは災害派遣医療チームをいいます。

選択肢3. DPAT

適切です。DPAT(Disaster Psychiatric Assistance Team)とは、災害派遣精神医療チームをいいます。

選択肢4. DWAT

適切ではありません。DWAT(Disaster Welfare Assistance Team)とは、災害福祉支援チームをいいます。

選択肢5. JMAT

適切ではありません。JMAT(Japan Medical Association Team)とは、日本医師会災害医療チームをいいます。

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4

日本は地震など自然災害が多く見られ、それらが発生した際に対応が出来るよう、様々な災害対応チームが作られています。

選択肢1. DHEAT

✕ DHEATは「災害時健康危機管理支援チーム」の事です。都道府県や指定都市の専門的な研修を受けた職員によって形成されたチームであり、急性期から亜急性期(発生~数週間程度)に活動します。DHEATの活動内容は、被災地域の保健医療調整本部と、保健所が行う保健医療行政の調整を行う事で、被災者の命を守る事を目的としています。

本設問でC精神保健福祉士が求められている内容は、精神科医療に特化しているため、DHEATの活動ではありません。

選択肢2. DMAT

✕ DMATは「災害派遣医療チーム」の事です。災害が発生したばかりの急性期(災害の発生から48時間以内)から活動できるよう訓練されている、医療チームの事を言います。被災者に対する直接的な治療だけではなく、被災地の病院機能を維持するなどの活動も行います。

DMATは精神科医療に特化した活動ではないため、本設問でC精神保健福祉士が求められている内容とは異なります。

選択肢3. DPAT

〇 DPATは「災害派遣精神医療チーム」と訳され、精神科医師や看護師などで構成されます。大規模な災害が起きた際、都道府県知事の指示に基づき、被災地域で専門性の高い精神保健体制を構築する事などを目的としています。本設問でC精神保健福祉士が求められている内容とは異なります。

選択肢4. DWAT

✕ DWATは「災害派遣福祉チーム」の事を言います。災害が起きた地域の福祉施設の機能を維持するための支援や、一般の福祉避難所などに出向き、必要な福祉ニーズの聞き取りや充足に向けたネットワークづくりなどを行うことが目的とされています。

本設問においてC精神保健福祉士が求められている内容とは異なるため、不適切です。

選択肢5. JMAT

✕ JMATは「日本医師会災害医療チーム」の事を言います。災害が起きた直後から1週間程度で活動を行い、被災者の生命及び健康を守り、公衆衛生を回復させる事を目的とします。

本設問においてC精神保健福祉士が求められている内容とは異なるため、不適切です。

3

精神保健福祉士も災害支援のためにチームの一員として活動することがあります。チーム内では、さまざまな専門職と一緒に活動することも多いので、それぞれの役割をおさえておく必要があります。また、頭文字をとった略語については、英語表記の正式名称で覚えておくことをお勧めします。

選択肢1. DHEAT

不適切です。DHEATとは、Disaster Health Emergency Assistance Teamの略で、災害時健康危機管理支援チームを指します。

選択肢2. DMAT

不適切です。DMATとは、Disaster Medical Assistance Teamの略で、災害派遣医療チームを指します。

選択肢3. DPAT

適切です。DPATとは、Disaster Psychiatric Assistance Teamの略で、災害派遣精神医療チームを指します。

選択肢4. DWAT

不適切です。DWATとは、Disaster Welfare Assistance Teamの略で、災害福祉支援チームを指します。

選択肢5. JMAT

不適切です。JMATとは、Japan Medical Association Teamの略で、日本医師会災害医療チームを指します。

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