精神保健福祉士 過去問
第26回(令和5年度)
問65 (低所得者に対する支援と生活保護制度 問4)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

精神保健福祉士国家試験 第26回(令和5年度) 問65(低所得者に対する支援と生活保護制度 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

生活保護の種類と内容に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 生活扶助の1類の経費は、世帯共通の費用とされている。
  • 住宅扶助には、住宅の補修その他住宅の維持のために必要な経費が含まれる。
  • 介護扶助には、介護保険の保険料が含まれる。
  • 医療扶助によって、入院中の被保護者に対して入院患者日用品費が支給される。
  • 出産扶助は、原則として現物給付によって行われる。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

生活保護の8種類の内容について整理しておきましょう。

選択肢1. 生活扶助の1類の経費は、世帯共通の費用とされている。

生活扶助の第1類は、個人が消費する費用に対するものです。世帯全体で消費される費用は第2類に該当し、光熱水費などが含まれ、世帯の人数に応じて定められています。

選択肢2. 住宅扶助には、住宅の補修その他住宅の維持のために必要な経費が含まれる。

住宅の維持や補修にかかる費用は住宅扶助でカバーされます。

選択肢3. 介護扶助には、介護保険の保険料が含まれる。

介護保険料が含まれるのは生活扶助であり、介護扶助は介護サービス利用時の自己負担分を支給するものです。

選択肢4. 医療扶助によって、入院中の被保護者に対して入院患者日用品費が支給される。

入院患者日用品費は、入院時に支給される一般生活費であり、生活扶助が対応します。介護施設入所者基本生活費も同様に生活扶助で対応されます。

選択肢5. 出産扶助は、原則として現物給付によって行われる。

医療扶助と介護扶助は基本的に現物給付で行われますが、それ以外は金銭給付が原則です。

参考になった数4

02

生活保護による給付の仕方や、それぞれの扶助の内容などを覚えておくと良いでしょう。

選択肢1. 生活扶助の1類の経費は、世帯共通の費用とされている。

✕ 生活扶助の第1類の経費は、個人単位の費用を言います。世帯共通の費用は第2類です。

選択肢2. 住宅扶助には、住宅の補修その他住宅の維持のために必要な経費が含まれる。

〇 住宅扶助は、アパートなどの家賃等住居費のほか、住宅の補修その他住宅の維持のために必要な経費も含まれます。

選択肢3. 介護扶助には、介護保険の保険料が含まれる。

✕ 介護保険の保険料は、生活扶助の中に加算されて支給されます。

選択肢4. 医療扶助によって、入院中の被保護者に対して入院患者日用品費が支給される。

✕ 入院中の被保護者が使用する入院患者日用品費は、生活扶助から支給されます。

選択肢5. 出産扶助は、原則として現物給付によって行われる。

✕ 出産扶助は、原則として金銭給付となります。

参考になった数3

03

生活保護では、世帯の状況に応じて以下の8つの扶助が給付されます。

 

生活扶助 住宅扶助 教育扶助 医療扶助
介護扶助 出産扶助 生業扶助 葬祭扶助

 

各扶助の内容を大まかに整理しておきましょう。

選択肢1. 生活扶助の1類の経費は、世帯共通の費用とされている。

誤った選択肢です。

 

生活扶助の第1類費は、食費・被服費などの個人単位の経費です。

 

世帯単位で算定されるのは、第2類費(光熱費・家具什器費用など)です。

選択肢2. 住宅扶助には、住宅の補修その他住宅の維持のために必要な経費が含まれる。

正しい選択肢です。

 

住宅扶助には、家賃・間代などのほか、住宅維持費が支給されることがあります。

選択肢3. 介護扶助には、介護保険の保険料が含まれる。

誤った選択肢です。

 

介護扶助は、介護保険法における介護サービス費に充てるための扶助で、現物給付で支給されます。

 

介護保険料は、生活扶助の中の介護保険料加算に基づき実費が給付されます。

選択肢4. 医療扶助によって、入院中の被保護者に対して入院患者日用品費が支給される。

誤った選択肢です。

 

生活扶助によって、入院中の被保護者に対して入院患者日用品費が支給されます。

選択肢5. 出産扶助は、原則として現物給付によって行われる。

誤った選択肢です。

 

出産扶助は、出産に伴い必要となる費用に対する扶助で、

原則的に金銭給付で行われます。

 

各扶助のうち、現物給付を原則とするものは、

介護扶助および医療扶助です。

参考になった数1