精神保健福祉士 過去問
第26回(令和5年度)
問121 (精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問3)
問題文
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問題
精神保健福祉士試験 第26回(令和5年度) 問121(精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
- 自己決定能力を高め、自己を主張し、生きていく力を発揮すること。
- 社会に完全かつ効果的に参加し、受け入れられていること。
- 病気自体は治っていなくても、人生における新しい意味と目的を発展させること。
- 困難な状況に耐え、やがて立ち直る力を本来的に有していること。
- 全ての人を社会の構成員として包み込むこと。
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この過去問の解説 (3件)
01
本設問で挙げられている「レジリエンス」は、困難な状況に直面した際に、その状況から立ち直るために人が自然に有している力の事を言います。
レジリエンスは「精神的回復力」などとも訳され、その力の大きさは個人によって異なります。
✕ 選択肢の内容は「エンパワメント」の説明になっています。
✕ 選択肢の内容は「障害者の権利に関する条約」の第3条にうたわれている内容であり、レジリエンスの説明ではありません。
✕ 選択肢の内容は「リカバリー」の説明になっています。
〇 選択肢の内容は「レジリエンス」の説明となっています。
✕ 選択肢の内容は「ソーシャルインクルージョン」の説明となっています。
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02
「レジリエンス」など、福祉、精神保健、心理学などで使用される用語について、正しく理解をしておくようにしましょう。
正しくありません。
「自己決定能力を高め、自己を主張し、生きていく力を発揮すること。」は
エンパワメントの意味と思われます。
正しくありません。
「社会に完全かつ効果的に参加し、受け入れられていること。」は障害者権利条約に登場する文言です。
正しくありません。
困難を乗り越える「精神的回復力」「復元力」を意味する「レジリエンス」の説明といえません。
正しいです。
「困難な状況に耐え、やがて立ち直る力を本来的に有していること」をレジリエンスと言います。
もともとは物理学の用語でしたが、上記の意味で心理学などの分野でも使用されています。
正しくありません。
「全ての人を社会の構成員として包み込むこと。」は
ソーシャルインクルージョンの説明です。
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03
選択肢の中には、他の用語等を指している場合が多いです。選択肢をよく読み、他の用語と照らし合わせながら考えることが重要です。
不適切です。記述内容は、「エンパワメント」についてと考えられます。
不適切です。記述内容は、「障害者の権利に関する条約」の内容と考えられます。
不適切です。記述内容は、「リカバリー」についてと考えられます。
適切です。記述の通りです。
不適切です。記述内容は、「ソーシャルインクルージョン」についてと考えられます。
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