精神保健福祉士 過去問
第26回(令和5年度)
問127 (精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問9)
問題文
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問題
精神保健福祉士試験 第26回(令和5年度) 問127(精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
- プライバシーに配慮して、匿名性を保ちながら行う。
- クライエントの認知を改善し、行動を変容させる。
- クライエントが、比較的リラックスした状態で話せる。
- 自宅や入所施設の自室、入院中の病室などで行う。
- クライエントの生活困難課題を取り上げて、実際に再現してみる。
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この過去問の解説 (3件)
01
生活場面面接とは、面接室などでの面接ではなく、クライエントの生活場面において面接を行う事を言います。生活場面とは、クライエントの居室、入院中の病院のベッド上などが挙げられます。
生活場面面接は、クライエントが普段過ごしている慣れた環境で面接を行うため、クライエントが緊張感を感じにくいなどのメリットがあります。
✕ 生活場面面接は、クライエントの居室の他、廊下など他の人がいる場所などでも行われるため、プライバシーの保護が難しくなり、匿名性を保つ事は困難です。
✕ 生活場面面接を実施する際は、クライエントの話を否定せずに聞く事が原則となります。クライエントの認知改善や、行動変容などを行う事はありません。
〇 生活場面面接は、クライエントが過ごしなれた環境で行うため、面接室などでの面接と比較し、リラックスした状態で話す事が出来ます。
〇 クライエントの自宅や自室、病室などの他に廊下での会話や食事中の会話なども生活場面面接に含まれます。
✕ 生活場面面接は、クライエントの思いを汲み取る事などを目的に行われるものであり、クライエントの生活困難課題を取り上げて実際に再現する事は行いません。
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02
生活場面面接について問われています。相談室で行う面接との違いをおさえておきましょう。
不適切です。プライバシーの配慮は重要なことであるものの、生活場面面接は施設の廊下等で行うので、難しいです。
不適切です。記載のような特徴はありません。
適切です。クライエントが生活している場面での面接となるので、比較的リラックスした状態で行うことができると言えます。
適切です。相談室ではなく、クライエントが生活する場面であるという特徴があります。
不適切です。実際に再現してみるといった特徴はありません。
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03
生活場面面接とは、面接室のような決まった場で行うのではなく、クライエントの生活場面(居宅、施設、地域など)で行われる面接をいいます。
自分の生活環境の中で行われることから、クライエントにとってはリラックスして面接に臨める環境といえます。
また、援助者においても、クライエントの多様な側面と置かれている環境を理解するのに役立ちます。
適切ではありません。
プライバシーにより配慮するのであれば、面談室などを利用した方が適切な方法といえます。
また、クライエントの生活環境(自宅、居室、施設など)で面接を行うことは、「匿名性」を保つことはできません。
適切ではありません。
生活場面面接は、「クライエントの認知を改善し、行動を変容させる」とった認知行動療法的なアプローチを前提にしていません。
適切です。
クライエントの生活環境の中で行われる面談であるので、一般的には、リラックスして望めるものと考えられます。
適切です。
「自宅や入所施設の自室、入院中の病室など」といったクライエントの生活環境の中で行われる面談です。
適切ではありません。
「クライエントの生活困難課題を取り上げて、実際に再現してみる。」ことを前提としていません。
面談室での面談とは異なり、援助者側がクライエントの置かれている環境などの課題を発見しやすくなるとは考えられます。
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