精神保健福祉士 過去問
第27回(令和6年度)
問84 (社会福祉調査の基礎 問6)
問題文
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問題
精神保健福祉士試験 第27回(令和6年度) 問84(社会福祉調査の基礎 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
- 構造化面接において、調査の質問項目に設定していない内容についても自由に回答するよう対象者に求めた。
- 半構造化面接において、インタビューガイドに設定した質問の順番に従って回答するよう対象者に求めた。
- 非構造化面接において、調査開始前に対象者がテーマを設定するよう依頼した。
- フォーカスグループインタビューにおいて、司会者として最初に基本的なルールを説明した。
- 面接後の逐語録作成において、録音データを聞き取れない部分は会話の流れから想像して記述した。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題のように様々な面接調査を問われることがあります。面接調査の種類についても、覚えておく必要があります。
不適切。
設問にある自由に回答を行うものは非構造化面接となります。構造化面接とは、対象者全員に同じ質問を行うものです。誰が調査しても調査員によるバイアスの影響を受ける可能性が低くなります。
不適切。
設問にある順番に同じ質問を行うものは、構造化面接となります。半構造化面接とは、同じ質問を決まった順番で質問した後に面接官が自由に質問するものとなります。
不適切。
非構造化面接とは、面接で質問する内容が決まっていないものとなります。
設問の通り。
フォーカスグループインタビューとは、6人前後の対象者を集め、あるテーマについて話し合いを行う手法となります。司会者が最初に基本的なルールを説明します。
不適切。
逐語録作成は、音声をそのまま残す必要があります。
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02
面接方法のそれぞれの方法について整理しておきましょう。
構造化面接は、決めた質問項目に沿って質問を行う面接法です。
半構造化面接は、質問の内容に関して概ねの枠組みを決めたうえで、自由に語ってもらう面接法です。
非構造化面接は、質問項目を事前に決めないで会話する中で質問する面接法です。
フォーカスグループインタビューは、特定の問題に対してよく接する小集団に対して行う方法です。
逐語録は、面接した内容をそのまま記述するものです。聞き取れない部分については、「 聞き取り不可」などと記載します。
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03
面接方法について確認しておきましょう。
誤り
構造化面接では調査の質問項目は固定されているため、質問項目に設定していない内容について自由に回答してもらうことはしません。
誤り
半構造化面接では、質問の順番や内容を変更することができます。
誤り
非構造化面接では、事前に質問内容を定めず自由に会話しながら進めます。
正しい
フォーカスグループインタビューでは、同じ属性をもつ人々に集まってもらい実施しますが、司会者が基本的なルールを説明します。
誤り
逐語録は音声を正確に記録します。聞き取れない部分を想像して記述することは出来ません。
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