精神保健福祉士 過去問
第27回(令和6年度)
問98 (現代の精神保健の課題と支援 問5)
問題文
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
精神保健福祉士試験 第27回(令和6年度) 問98(現代の精神保健の課題と支援 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
- 児童の心理状態の評価
- 児童福祉法に基づく児童の一時保護
- 学校内におけるチーム体制の構築、支援
- 学級活動での保健指導
- 教職員等への研修活動
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
スクールソーシャルワーカー(SSW)活用事業実施要綱に記載されている職務内容は以下の通りです。
①問題を抱える児童生徒が置かれた環境への働き掛け
②関係機関等とのネットワークの構築、連携・調整
③学校内におけるチーム体制の構築、支援
④保護者、教職員等に対する支援・相談・情報提供
⑤教職員等への研修活動
これらにあてはまるものを2つあげましょう。
✕
設問はスクールカウンセラーの業務内容であり、SSWのものではありません。
✕
児童の一時保護は児童相談所の権限にて行われるものです。
◯
実施要綱に記載があるため、正答となります。
✕
学級内での保健指導は養護教諭の業務であり、SSWのものではありません。
◯
実施要綱に明記されています。
スクールソーシャルワーカー(SSW)とスクールカウンセラー(SC)はやや混同しやすいかもしれませんが、しっかりと住み分けがされています。
SSWは、子どもを取り巻く周囲の環境とのつながりを支援し、学校と外部機関の橋渡し役など、環境の調整や社会資源による支援を主としているのに対し、SCはカウンセリングを通して、子どもの内面への働きかけや観察、心理的支援が専門です。
ソーシャルワーク
(環境に対するアプローチ)
臨床心理学的視点
(本人への心理的なアプローチ)
参考になった数4
この解説の修正を提案する
02
スクールソーシャルワーカー活用事業実施要領(平成25年4月1日初等中等局長決定)には
スクールソーシャルワーカーの職務内容として次のものを掲げています。
・問題を抱える児童生徒が置かれた環境への働き掛け
・関係機関等とのネットワークの構築、連携・調整
・学校内におけるチーム体制の構築、支援
・保護者・教職員等に対する支援・相談・情報提供
・教職員等への研修活動
正しくありません。
「児童の心理状態の評価」は、スクールソーシャルワーカーの職務内容に掲げられていません。
正しくありません。
「児童福祉法に基づく児童の一時保護」は、児童相談所の役割です。
正しいです。
「学校内におけるチーム体制の構築、支援」は、スクールソーシャルワーカーの職務内容に掲げられています。
正しくありません。
「学級活動での保健指導」は、スクールソーシャルワーカーの職務内容に掲げられていません。
正しいです。
「教職員等への研修活動」は、スクールソーシャルワーカーの職務内容に掲げられています。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問97)へ
第27回(令和6年度) 問題一覧
次の問題(問99)へ